2019年9月6日(金)
北海道を自転車で巡る旅の記録です！4日目の記録になります。
8時40分ごろ、とほ宿「ぼちぼちいこか増毛舘」から、宿主の一休さんの激励を受けてスタート！
増毛から留萌の間の道は、3年前の夏に初めて一人で北海道へ来た時に走ったことがあります。当時は留萌から増毛までのJR留萌本線が廃止になる前で、廃止になってしまう駅をレンタサイクルで回ったのが3年前でした。
増毛の次の駅だった箸別駅の跡は、漁具の置き場になっていました。
途中トンネルと線路が残っている所もありました。
礼受駅は駅舎まで残っていて、本当に驚きました！潮風でかなりやられてしまっていますが、3年前と変わらず、駅舎から日本海が見えて嬉しい気持ちになりました。
海岸のすぐ近くにある、瀬越駅の跡。留萌市街地の端っこになります。
残されている駅や線路は、このまま放置され続けるのでしょうか？どこかのタイミングで撤去されるとは思いますが…
留萌からは海沿いの国道232号を走ります。昨日走った国道231号と違い、ずっと平坦なので楽です。自転車でも快調に飛ばせます。ただ、たまに異常なスピードで走る車がいて、流石に危ないと思いました。
小平町にある、明治時代に建てられたニシン漁師の番屋で、重要文化財の旧花田屋番屋です。
苫前町にて、ヒグマに歓迎されました。
苫前のセイコーマートでお昼ごはん。
オロロンライン沿いの各市町では、サイクリングスタンプラリーが行われていて、チャリダーは道の駅などで飲み物をいただくことが出来ます。大雪山の天然水から北海道のパワーを感じて走ります。
今日第一の目的地、羽幌町の羽幌フェリーターミナルに到着！
学割で焼尻島へ渡ります！自転車は分解して輪行袋へ入れると、手荷物として無料で乗船できます。
船は小さいこともあって、そこそこ揺れました。船が苦手な人だと酔うこともあるかも？
焼尻島上陸！北海道内の島に来たのは初めてです。15人くらいの人が同じ船で上陸しましたが、ほとんどが地元の方に見えました。時期的にも、観光客はかなり少ないようです。
船が発着する時、駐在所のお巡りさんが岸壁に立って様子を見ていました。島に怪しい奴が来ていないか見張っているのでしょうか。
港の様子、中央に乗ってきた船が見えます。9月は1日2便の運航です。
宿に荷物を置いて、島を時計回りに一周しました。
焼尻島には、サフォークという羊の牧場があります。
日本にもこんな所があったんだ、というような景色の連続で、全く人通りもなく、ひとりじめするのがもったいないような絶景です。
この景色を見て、焼尻島へ来て良かったと心から思いました。
島の西端に来ると、隣の天売島がよく見えました。夕日の時間ですが、雲で隠れてしまっていたのが残念でした。
西浦集落の町並み。漁具が目立ちます。
焼尻小学校の前に、島でただ一つの信号機がありました！中学校も併設されていますが、今は島内に中学生はいないため休校しているそうです。
北海道電力の焼尻発電所。火力発電所で、焼尻島と、海底ケーブルで天売島に電力を供給しています。
一時間ほどで島内一周しました。
今日は、焼尻ゲストハウス「やすんでけ」に泊まります！
島の食材が沢山入った晩ごはん！海苔のお味噌汁が絶品でした。
宿主の方いわく、島で生きていくためには、色々な知識が必要とのこと。島の人たちは、自宅の簡単な水道や電気の工事は自分でやってしまうそうです。そのため修理がしやすいように、水道管がむき出しになっています。
【今日の走行距離】
81.66km
【今日の出費】
食費…222円(セイコーマート)
宿泊費…4000円(学割、1泊2食)
フェリー…1260円(学割)
合計…5482円
旅の合計…28078円
(4日目おわり)
(5日目へ続く)
