2026.4.24 南米3ヶ国周遊旅【1日目】
今年のゴールデンウィークは、就職6年にして初めて2週間16日の休暇を獲得し、日本から一番遠い国を目指して旅立ちました。
16日にわたる南米3ヶ国、ペルー🇵🇪・ボリビア🇧🇴・アルゼンチン🇦🇷周遊旅の記録です。
1日目は仕事終わりに関空へ向かい、最初の経由地、ハワイ・ホノルルへ。11時間の乗り継ぎの間にダイヤモンドヘッドに登ってきました。
4月24日金曜日、仕事を定時退社すると元町へ。
今回の南米旅のきっかけをくれた、カレー屋さんに顔を出して出発最後のご飯とする。

カレー屋さんから、2週間休めるなら絶対マチュピチュ行けとの命を受け、今回の旅を企画しました。何でも南米は遠いし、マチュピチュは山だから若いうちに行った方が良いと。当初、このゴールデンウィークは1週間の休みでネパールのエベレスト街道へ行くつもりでした。
このカレー屋さんは、元町通り3丁目という名前のホスピタリティの高い良いお店です。神戸にお越しの際はぜひ一度足を運んでみてください。
三宮18:00発のリムジンバスで関空へ。いつも通り南港のあたりで渋滞があって、19:15に関西空港第1ターミナル着。
ハワイアン航空のチェックインカウンターは空いていた。ただパスポートとアメリカでの滞在先を書いた紙を渡してから、発券に手間取っていた。2日前にハワイアン航空とアラスカ航空が経営統合し、アラスカ航空のシステムに移行した影響があるらしい。

無事搭乗券をもらって向かった搭乗口は、出国審査を抜けてすぐの21番。アロハシャツ姿の乗務員の方たちを見てテンションが上がる。

Trip.comからアラスカ航空のホノルル経由ロサンゼルス往復航空券を予約していたが、実際に乗るのはハワイアン航空便になる。4月に入ってから購入したため航空券代は過去最高の約19万円もした。人生最大の買い物である。これでも購入当時ではロサンゼルス往復で一番安い便だった。今回の旅費の半分近くがアメリカ往復の航空券代になってしまった。
なお南米へは今回のように北米経由のほか、中東やアフリカ経由でも行けるが、最近の中東情勢を考えて往復北米経由とした。

ハワイアン航空のA330-200に乗り込む。搭乗率は8割くらいで、乗客はアメリカ人が多そうだが、日本人も家族連れを中心にそこそこ乗っている。日本語のアナウンスもあるのが意外だった。
離陸前にハワイの風景を交えた安全ビデオを眺めて、21:20に離陸。

離陸後40分ぐらいすると機内食のサービス。ハワイアン航空の名物らしいロコモコに、サラダとパイナップル型のホノルルクッキーが付いている。
ハワイのクラフトビール・マウイブリューイング(Maui Brewing)と一緒にいただくと、ハワイの風が吹いたようでもう心地良い。
食後は仮眠を取ったが、ケツが結構痛くなって辛かった。他の航空会社よりシートが硬いかもしれない。

離陸後6時間くらいで、2回目の機内食。軽食で、りんごとカップケーキ、ヨーグルトに岩おこし。
日本時間では深夜だが、ハワイはもう朝。しかも日付変更線を越えたため、日本を出発した日と同じ日付の到着になる。

着陸前のアナウンスで窓のブラインドを開けると、青空と青い海が飛び込んできて眩しかった。
ホノルル・ダニエル・K・イノウエ国際空港に9:26着陸。奥にANAのフライングホヌがいた。

ハワイアン航空は尾翼に描かれたハワイアンな女性が特徴的。1964年のミス・ハワイに選ばれた方がモデルらしい。
入国審査は20分ほど並んだが、肝心の審査はBusiness or vacation?とだけ聞かれてすぐに終了。10:20に外に出られた。
Sky Lineの駅でバスに乗るためのICカード、HOLOカードを買ってバス停へ。アメリカは車社会なので駐車場ばかりで駅の場所が分かりにくかった。
これがHOLOカード。ネットからクレジットカードで残高チャージできる。
すぐ来たバスには乗り切れず、20分待って次の便に乗った。バス停に並んでいたのは過半数が日本人っぽかった。

オアフ島の公共交通機関・TheBus。1回$3、1日最大$7.5で乗れる。

終点のKapahulu av.で降りてワイキキビーチを散策。本当に綺麗な海の色をしている。日差しが強く暑いけど、日本の夏と違って風が涼しく心地良い。

ワイキキの海はただ見ているだけで癒される風景で、突堤の先でしばらく海を眺めた。
路地裏のフードトラック“Pit Stop Hawaii Food Truck”でチーズバーガー$10.78を食べる。ストリートフードで1700円ぐらいと思うと円安が厳しい。
とはいえパティもチーズも鉄板でしっかり焼かれていて、ワイルドな味でうまい。
TheBus 2Lに乗って、ダイヤモンドヘッドに向かう。ダイヤモンドヘッドの最寄りのバス停はDiamond Head Rd + Opp 18th Ave。
オアフ島のランドマークとしてワイキキビーチの背後にそびえているのがダイヤモンドヘッドで、州立自然記念公園になっており整備されたトレイルがある。
入園にはネット予約が必要で、$6.15だった。

バス停から坂を登って、岩肌でボコボコした豪快なトンネルを抜けるとダイヤモンドヘッドのカルデラ内部に出る。
トンネルから少し歩いたところの入場ゲートにパンフレットが置いてあって、日本語版もあってありがたく拝見する。
真っ昼間でかなり暑く、機内泊の疲れもあるので木陰のベンチで休憩してから登り始めた。カルデラの中は海からの風が届かず、とにかく暑い。熱々のフライパンの中に放り出されたような暑さだった。
カルデラから外輪山へ登ると海が見えた!
水平線まで続く青!浅瀬のエメラルドブルーの海も美しい。風を受けて走るヨットも気持ち良さげ。
眼下に見えるのはダイヤモンドヘッド灯台。
かつては軍事要塞だったダイヤモンドヘッド。トーチカのような構造物が残されています。
山頂からワイキキと反対側を望む。左奥の山はココ・クレーターで、こちらもハイキングコースがあるらしい。
ダイヤモンドヘッドのカルデラ内部。真ん中に見えるのがさっきら通ってきたトンネル。山頂からだと意外と遠く見える。
そしてここが遊歩道の終点、ワイキキビーチを一望できる頂上展望台!流れる風も気持ち良くて最高の眺めでした。密集するワイキキのビル群を見ると、何となく日本の都市の風景を思い出します。しかしこの海の美しさは唯一無二でしょう。
満足いくまで景色を眺めて下山。
遊歩道の途中にあった細い素掘りのトンネルは探検感があった。一人分の幅しかなく、人とすれ違うには譲り合いの精神が必要。

TheBusでワイキキビーチに戻ってきた。日も傾いてきて海岸沿いはもう涼しい。
“ALOHA MELT - Waikiki -”でチーズたっぷりのホットサンドを食べる。ピリ辛ソースがうまい。カロリー爆弾でお腹いっぱい。近くのバス停からダニエル・K・イノウエ国際空港へ戻る。
“あそびえくすぷれす”
日本人向けシャトルバス?を発見。

ホノルルはめっちゃ都会だった。
TheBusでホノルル国際空港へ戻る。
ダイヤモンドヘッドでは山バッジも売っていたのが良かった。まさかハワイで山バッジのコレクションが増えるとは思わなかった。
空港には飛行機の出発2時間前ぐらいに戻れた。
アラスカ航空・ハワイアン航空はターミナル1からの出発で、ターミナル1は空港にありがちな免税店や飲食店はあまりなく、コンパクトで機能的な印象。ロサンゼルスへは国内線のため、保安検査のみでゲートへ向かった。
再びハワイアン航空のA330-200に乗り込む。

離陸後、機内食を期待していたが軽食のみ。ホノルルではチーズバーガーとホットサンドしか食べてないので若干の空腹を感じつつ就寝。長い一日だった。
(1日目おわり)
(2日目へつづく)
2024.12.9 冬の香港・食と鉄道と競馬の旅【4日目】
今年(2024年)4月、4年ぶりに海外の土を踏んだのが香港。目的地は台湾の玉山登山でしたが、その前に乗継で寄ってみた香港の街に不思議な魅力を感じ、今回再訪することとなりました。
最終日の4日目は、香港郊外の路面電車・軽鐵を見物した後、昼過ぎの香港航空便で帰国します。

今日も尖沙咀のゲストハウス「Hop Inn・撲撲旅社」からスタート。今回の旅は2泊ともこちらにお世話になりました。帰国便は昼なので、6時に起きて、7時にはチェックアウト。

ところどころに香港っぽさがあるインテリアで、また水回りも清潔となかなか快適なゲストハウスでした。

まず寝る前に調べておいた、宿近くの茶餐廳=喫茶店へ、香港名物の菠蘿包・パイナップルパンを食べに行きます。

港式奶茶・香港式ミルクティーとパイナップルパンの香港スタイル朝ごはん!
パイナップルパンはメロンパンと同じクッキー生地のパンで、 挟まれたバターと共にほおばるとサクサクの食感で美味しい。ミルクティーは濃厚でこちらも好み。
周りのテーブルには観光客などおらず、地元の人に混じって一瞬だけ香港人になれた気がしました。
屯馬線・尖東駅からMRTで香港郊外へ。
錦上路の手前から地上に出て、郊外の風景になったと思えば奥に深圳の高層ビル群が見えていた。
元朗から高層マンションが増え、ベッドタウンの風情。ただ日本のそれとは違い、日本の団地の密度でタワーマンションが建っているイメージ。窓一つ一つに別の暮らしがあることを想像すると、規模に圧倒される。

屯馬線の終点、屯門駅に到着。
駅コンコースに軽鐵・ライトレールの車両を紹介する看板がありました。今は引退しているものの、1992年から投入された第二期軽鐵列車は、日本の川崎重工製の車両でした。
MTRの改札からまっすぐ進むと軽鐵のホームがある。改札のない信用乗車方式で、各自乗り込む前にホームのIC端末にタッチする。朝のラッシュ時間帯で、各系統の電車が頻繁に発着する様子を観察。

ホームの端からの景色、背後の高層マンション群が見どころ。せっかくなので、適当に来た電車に乗ってみる。
高層マンションの間を縫うように走って、505系統の終点、三聖駅に到着。車両の先頭にしか運転台が無いため、終点では方向転換にぐるっと一周して停車。三聖は海が近く、海鮮市場があるらしい。

軽鐵は12系統運行していて、MTR屯馬線と並行していて乗換できる駅も多い。たどり着いた三聖駅は行き止まりの支線の終着駅だった。
車内はこんな感じ、1列+2列のベンチシートで、進行方向が固定かつホームが左側にしかないため、片側は乗降ドアが無く座席がずらっと並ぶ。天井の手すりが緩やかにカーブを描いているのが面白い。
乗ってきた電車の折り返しに乗って、再び屯門駅へ。
屯門駅にあったおにぎり専門店の華御結・はなむすび。なかなか品揃え豊富で、香港でのおにぎり人気の高さが伺えます。
おにぎりの他にカップ味噌汁も売ってました。1つ$16、300円弱。

兆康駅の外に出たところ。目の前のマンションは30階建てか。
軽鐵の兆康駅はいくつかの路線が交わるターミナル駅だった。
屯馬線に沿って元朗方面へ向かう系統に乗る。車両は路面電車でも、道路上ではない専用軌道ではガンガン飛ばすのでなかなか爽快な乗車体験。
藍地駅で途中下車し、近くの寺院に行ってみる。Miu Fat Buddhist Monastery、日本各地で見かける妙法寺の名前に惹かれて行ってみました。
中国式の仏教寺院で、学校も併設しているらしい。
妙法寺周辺には、東南アジアらしい商店街もあってなかなか良い雰囲気。高層ビルだらけのイメージとは違った香港の一面を見ることができました。
藍地駅に戻ってきました。
これが軽鐵の改札機。乗る時は「入」降りた時は「出」の機械にカードをタッチすればOK。
再び元朗方面へ向かう電車に乗り込んで、一番後ろの窓から車窓を楽しむ。普通の鉄道ではありえない、急カーブの分岐も見どころ。
元朗に近づくと
終点の元朗に到着。ショッピングモールの1階が軽鐵のターミナルになっている。

空港へ向かう前に何か食べておきたいところで、寿司と点心のテイクアウトに挟まれた、立ち食いスタイルのお店を発見。駅のコンコースなので、まさに日本でいう駅そば屋だった。
注文してすぐに出てきた餃子湯米粉。茹でたビーフンに餃子、特別美味しい訳でもないけど、想像通りの味でなかなか悪くない。

標識代わりに路面に書かれた地名が良い。
MTRで空港へ向かう。MTRの24時間券は、使用開始から24時間以内に改札を通れば、降りる時に24時間を過ぎていてもOK。
元朗11:00 南昌11:20 烏渓沙ゆき

空港へは行きと同じく東涌駅から路線バスで向かう。東涌駅12:07発のバスに乗って、ターミナル1に12:20着。ちょうどフライトの2時間前。
とにかく広い香港国際空港・ターミナル1。香港航空のカウンターを探す。

香港航空には初めて乗ります。赤と黄色が鮮やかな機体。航空券はtrip.comからの予約で、行きのpeach便と合わせて往復33420円でした。

離陸後すぐ、影が虹の輪に包まれるブロッケン現象に遭遇!北岳肩の小屋で見て以来、人生2回目でした。
香港航空の機内食、チョコレートパンとチベットのおいしい水。時間帯によって軽食か、普通の食事になるようです。LCCとあまり変わらない航空券価格で、機内食もいただけるのはありがたい。
台湾西部に浮かぶ澎湖諸島が見えた後、台湾島上空を通過。台中のあたりだろうか。
沖縄上空あたりで日没。関西空港には定刻通り到着し、無事帰国できました。
(4日目おわり)
(完)
2024.12.8 冬の香港・食と鉄道と競馬の旅【3日目】
今年(2024年)4月、4年ぶりに海外の土を踏んだのが香港。目的地は台湾の玉山登山でしたが、その前に乗継で寄ってみた香港の街に不思議な魅力を感じ、今回再訪することとなりました。
3日目は、シャティン競馬場(沙田馬場)にて開催される香港国際競走の観戦を中心に、香港の街ならではの風景も楽しみます。
尖沙咀のゲストハウスで9時に起床、寝る前は賑やかだった窓の外も、朝は静かでよく眠れた。

宿近くでお粥を食べようと、Googleマップで見つけた「盛意小館点心粥面」へ。メニューにオーダーを書きこむタイプのお店なのがありがたい。
4月の香港初訪問時、驚いたのが香港のお粥の美味しさだったので、また食べてみたいと思っていたのです。

早速来たピータン粥からいただく、やっぱり香港のお粥はうまい。スープ状になるまで煮込まれたお粥は、出汁が効いていて絶品。具はピータンの他に鶏肉、ネギも入っている。
腸粉は米で作ったクレープ生地を巻いた料理で、薄味なので甘いソースがかけてある。こちらもうまいが量が多く、満腹に。今日も朝昼兼用になりそう。
支払いは現金のみで$79。
そのまま尖沙咀駅へ向かい、客務中心でTourist Day Passを買う。24時間有効のMTR、LRT乗車券で、$75。クレジットカードも使用可能でした。

昨夜に引き続き、 香港トラムの風景を求めて香港島の北角(North Point)へ。

昨日トラムで下をくぐった、新光戯院のネオン看板。この大きさなら昼間でも存在感がある。

北角にはトラムの支線があり、歩行者天国と化した市場をチン、チンと警笛を鳴りしつつゆっくり走る。歩く人の密度と奥のマンションの密集具合といい、香港ならではの風景。ここも昨日会ったMTR職員の青年に教えてもらった。
香港基本法に関するラッピングのトラムも。行先表示が昔ながらの方向幕なのがいい。奥の建物からは控えめに質屋を表す「押」のネオン看板が生えている。
トラムの線路沿いの店を歩く。華やかな果物屋さんでは、よく見ると日本と書かれた値札がある。調べてみると香港では日本産の果物が大人気で、日本からのイチゴの輸出先はほとんどがここ香港だという。
八百屋さんの隣に魚屋さん。
表通りに戻って、気になる存在の漢方茶スタンド。一回は飲んでみたい。
昼も過ぎたので、MTRを乗り継いで今日の目的地、九龍半島北部のシャティン競馬場へ向かう。



これ以上ない明快な駅名。
馬場駅ホームの隣の線路には、かつて広州ー香港間の広九直通列車で使われていた日本製の二階建て客車がひっそりと止まっていた。
馬場駅は改札口が競馬場の入場ゲートに直結していて、ゲートでパスポートを見せると無料で入れてもらえた上に、国際競走の記念キャップももらえてもう最高。
4月のクイーンエリザベス2世カップ以来のシャティン競馬場!広大な芝コースと背後の高層マンション群の眺めは変わりません。写真中央の黄色い輪っかは、香港を代表する名馬である、精英大師・サイレントウィットネスの銅像です。
ターフビジョンの上には香港と中国の旗に加えて、国際競走に出走する各国の国旗も掲げられていました。オーストラリア、フランス、アイルランド、イギリス、そして日本。
香港国際競走デーは香港ヴァーズ・香港スプリント・香港マイル・香港カップの4つの国際G1競走が1日に行われる、まさに香港競馬のお祭りのような日です。

4レース、国際競走一つ目の香港ヴァーズのパドック。パドックの周辺はものすごい人の量で、頭上に掲げて何とか撮れました。屋根の雰囲気が少し阪神競馬場に似ています。
香港ヴァーズの馬券を購入。4月も買ったイギリスの④ドバイオナーと日本の⑬ステレンボッシュの位置・複勝を購入。結果は2着3着となり、共に的中!
香港競馬では、現金をバウチャー(現金券)に替えてもらい、それを使って機械で馬券を購入できます。日本と同じようなマークカードで買う機械もありますが、タッチパネルで操作して買える機械を使いました。
ちなみに賭け式は日本と同じ単勝・複勝から3連複・3連単のほか、驚きの4連複・4連単や複数レースの結果を当てる重勝式もあります。とはいえ、観光客は単勝、複勝程度で楽しむのがおすすめ。
スタンド内に外貨両替所がある恐ろしくもホスピタリティ溢れるサービスも……笑。
5レース、香港スプリントの表彰式。壮大にオーケストラの生演奏があり、必聴です。優勝したのは香港の嘉慶高昇・カーインライジングで、単勝1.1倍に推されての圧勝でした。日本馬の最高着順はサトノレーヴの3着。
小腹が空いたところで、スタンド内のフードショップへ。香港ジョッキークラブのロゴマークが入った紙ナプキンが良い。
7レース、香港マイルに出走した日本のジャンタルマンタルと川田将雅騎手。香港現地ではそこまで人気になっておらず、複勝で狙ってみましたが13着。また、日本のソウルラッシュが惜しくも2着に入りました。

8レース、香港カップの出走前の輪乗りの様子。背後にそびえる城壁のようなマンション群が壮観。
4つの国際競走のラストレースとあって、スタンドの熱気も最高潮に。日本と同じく万国共通の光景。

レース結果は日本のリバティアイランドとタスティエーラが2着と3着に入線。
そして香港カップを優勝したのは、地元香港の浪漫勇士・ロマンチックウォリアー。これでG1競走6連勝という圧倒的な強さ。現地オッズも単勝1.1倍、複勝1.01倍と断然人気に推されました。そして私も獨贏・単勝に手持ちの香港ドルを全部突っ込み、晩ご飯代くらいになりました。
表彰式にもたくさんの人が集まり、香港での浪漫勇士の人気が伺えます。
日本馬の勝利は叶わなかったものの、大満足の香港国際競走観戦でした。

香港トラムの模型を探して、油麻地駅近くの模型屋さんへ。外から見えるように模型が走り回っていて良い感じでしたが、ヨーロッパの模型が多く、香港のものは無さそうでした。










2024.12.7 冬の香港・食と鉄道と競馬の旅【2日目】
今年(2024年)4月、4年ぶりに海外の土を踏んだのが香港。目的地は台湾の玉山登山でしたが、その前に乗継で寄ってみた香港の街に不思議な魅力を感じ、今回再訪することとなりました。
2日目は、深夜便で関空から香港に到着し、香港で一度食べたかった飲茶と、期間限定のMTR(港鉄・地下鉄)の車両展示を見に行きます。

現地時間2:00、香港国際空港に着陸。関空から3時間40分。乗継エリアで仮眠を取ろうとするが、良さげな椅子がないので入国審査へ。ただ深夜でも入国審査はすごい列で、結局並んでから入国まで1時間近くかかった。審査自体は特に聞かれることもなく終わり、入国日が書かれたレシートのような紙をパスポートに挟まれる。入国スタンプはない。
到着ロビーの端に平らなベンチがあり、そこで横になって2時間ほど休む。

到着ロビーの真ん中にはクリスマスツリー。ロビーの両端の方に椅子があって、皆そこで休んでいました。
寒さで目が覚め、またとにかくお腹が空いたので、24時間営業のマクドナルドへ。空港で働く人も多く買いに来ていてここも大混雑。最近日本でも見かけるでかいタッチパネルで注文できる。
スクランブルエッグバーガー、ハッシュドポテト、ローカルティーのセットで$36、カードの明細では697円だった。1香港ドル=約19.4円。4月に訪れた時はちょうど20円くらいだったので、少し円高になっている。
地球の歩き方を読んで、行ってみたいところがいくつか見つかったので行動開始。
空港ターミナルの建物から出たところ。高架線はMTRの機場快線(Airport Express)で、香港中心部まで20分ほどで行くことができる。ただ運賃がかなり高いため、時間のある旅人は各地に向かうバスや、バスとMTRを乗り継ぐのがおすすめ。
7時すぎ、S1バスでMTR東涌駅へ向かう。運賃は$3.7、72円。香港は物価は高いが交通費は安い。
晴れているものの、空は黄色っぽく景色が霞んで見える。日本では見られないタワーマンション群が近づくと、東涌駅。なおバスとMTRはクレジットカードのタッチ決済が使えるので、街に出るまで両替はしなくていい。最近日本の改札機でも見かけるようになりましたが、かなり便利ですね。
乗ってきたバスは折り返し空港ゆきに。香港のバスは基本的に二階建てで、二階から景色を眺めるだけで楽しい。おすすめはもちろん一番前の席。
MTR東涌線の終点、東涌(Tung Chung)駅。写真手前左には、なぜか看板が日本語のパン屋「エーワンベーカリー」が入っている。

朝ごはんを求めて旺角で下車。フォトジェニックなMTRの駅名表示。

有名な大通り、 彌敦道(ネイザンロード)を歩く。このまままっすぐ南へ行くと夜景で有名なビクトリアハーバーまで行ける。
朝ごはんは地球の歩き方で見つけた、旺角駅近くの飲茶レストラン、倫敦大酒楼(ロンドンレストラン)へ。控えめなネオン看板にはカタカナ表記も。
ここでは香港伝統のワゴン式飲茶を楽しむことができる。
エレベーターを出るとすぐに目に入るホテルの食事会場のような大広間と、たくさんの人が交わす会話の賑やかさに圧倒される。少し戸惑うも奥へ進むと店員さんが案内してくれる。1人なので、地元の方と円卓で相席させてもらう。
席につくと日本語入りの写真付きメニューと、食べた物の値段を押していって、会計の時に使うスタンプカードをもらう。カードを持って好きなものを受け取りに行く、バイキングのような方式。注文は料理を指差すか、メニューを指差すかでも大丈夫。
せっせと調理していく店員のおばさんと、それを待つおばさま方。手際よい調理の様子を見ているだけで楽しい。
蒸されたせいろが積み重なっている。これが美味しそう!と思ったせいろを指差し、カードを渡してせいろと共に受け取る。
無事に朝ごはん獲得。お茶は席につくと持ってきてくれる。ジャスミン茶でとても美味しい。せいろの奥の透明なボウルは、食器類を洗うためのもので、地球の歩き方によると伝統的な所作だという。とはいえ周りを見ていると今はやらない人も多い様子。
肉入りのちまき。もちもちしていて美味しい。ただ茶碗大盛りくらいのちまきが2つ入っていたので、1人だとこれでかなりお腹いっぱいに。
食べたかったエビシュウマイとエッグタルトも忘れずに。エビシュウマイはエビの風味とぷりぷりの食感が素晴らしく、絶品。香港に来たら一度は食べたい料理のひとつ。
エッグタルトはサクサクのパイ生地にプリンが乗ったようなお菓子で、食感と程よい甘さが良い。
以上4品、もちろんどれも美味しかったが、飲茶は1人で食べるものではなく、数人でシェアするものなので、最後の方は少し味に飽きてしまった。しかし本場の飲茶は初めてでいい思い出になったし、がやがやとした雰囲気が何とも心地良かった。
支払いはカードが使えて、サービス料込みで$154、2983円。
1階ロビーにあった、団体客の部屋の案内と思われる手書き看板が達筆でした。

食後の運動も兼ねて、歩いてネイザンロードを南下。かつて香港ではよく見られた、道路に飛び出すネオン看板を発見。空を埋め尽くすように建物から飛び出していた看板も、安全性の面から規制され、今ではほとんど姿を消しています。

12月の香港は乾季で雨が少なく、この日もいい天気に程よい気温で心地よい。体感は日本の秋、9月〜10月ぐらいの陽気。
歩いて行くうちに、吉野家、松屋、はま寿司、驚きのチョコザップと日本企業の店の多さに気づく。
水を買いに立ち寄ったドラッグストアで、インドネシアの名物インスタント麺、ミーゴレンが売られていました。5個で$11、1個40円くらいなので、インドネシア現地の3割増しぐらいの価格。ジャカルタのコンビニだと1個30円で買えてしまう。

小一時間歩いて、MTR紅磡(Hong Hom)駅にたどり着いた。ここで今回の香港旅の目的の一つである、MTRの保存車両を見学できる展示会「站見」鐵路展へ。見学は無料だがWebから予約が必要で、日本からでも予約できた。駅構内のスペースを使って、開業45周年を迎えた香港MTRの歴史と、かつてのホームに保存車両が展示されている。
かつて使用されていた標識、案内サイン類の展示。読めなくとも、漢字から意味は分かるのが面白い。
各駅の駅名標を集めた展示。
香港MTRでは駅ごとにイメージカラーがあり、地下区間でも各駅の区別に役立っているそう。壁に大きく書かれた駅名の書も、デザインを特別なものにしている。
香港の地名は広東語読みのものと英語読みのものがあり、北海道と同じく地名の響きそのものが興味深い。

車両の展示は電車が2編成、機関車が1両あり、まず一つ目が九広鉄路メトロキャメル電車・MTR Metro Cammell EMU。
1980年に九広鉄路(KCR)が導入した、イギリスのメトロキャメル製の電車で、イギリスの安全標準により、先頭部は特徴的な黄色い外観となっている。"Yellow Head"、黄頭と呼ばれていたそう。
九広鉄路と香港鉄路(MTR)の合併後も変わらず東鉄線で活躍し、2022年に運用終了。
先頭の1両は頭等車廂(First class)で、黄色い表示がある。出入口のドアは日本では珍しい外吊りタイプ。
日本でいうグリーン車、頭等車廂の車内。4席が向かい合う座席。現在でも東鉄線の電車には頭等車廂が連結されています。

こちらは一般車の車内。座席の配置は頭等車廂と同じでも、座席が野球場の椅子のようなベンチシート。また手すりと吊り手がある。
吊り手は木のボールで、金属の腕がグリグリ動いて感触がどこか心地良い逸品。

コンパクトにまとまった運転台を覗いてみる。レトロな計器とランプ、ボタンに時代を感じる。
機関車の展示はこの1両、G16型柴油機車。アメリカGM製のディーゼル機関車。この56号機は "I. B. Trevor" の愛称がある。台湾鉄道、同じくGM製のR100形とよく似た見た目の機関車。
そして先ほどの黄頭が改造、更新された車両、中期翻新列車MLRも展示されていました。さよなら運転で使用された編成で、ラッピングもそのまま残っている。

頭等車廂の車内。座席のモケットが擦れて色落ちしていて、長年の活躍を物語っている。
頭等車廂の貫通扉には、追加料金を支払うためのカードリーダーが。 注意書きによると頭等料金を払わずに乗ると罰金$500が徴収されるらしい。 
こちらは一般車両。座席はステンレスのロングシートで、今のMTRと変わらない車内。
じっくり1時間見学してコンコースに戻ってきました。お土産に昔の切符がもらえるのも嬉しい。大満足で次の目的地へ。
紅磡駅からMTRに乗車。ホーム壁面に書かれた駅名の書が素晴らしい。

柯士甸(Austin)駅から近い、香港西九龍駅。中国へ向かう高速鉄道の駅で、駅舎がとにかく大きい。
西九龍駅に少し入ってみる。高い天井に各フロアも広々としていて、中国の超大国パワーを感じる立派な駅舎で本当に驚いた。
きっぷ売り場の発車案内。行き先を見ると福州、廈門、南寧と中国各地へ向かう列車たち。一番下と下から二番目の列車、G898とG900が寝台列車。
西九龍駅の隣の超高層ビル。洗濯物が見えるので巨大マンションの様子。ここから地下の九龍駅まで、入口が見つけられず迷いつつも到着。
今日のもう一つの目的地、九龍駅構内のMTRギャラリー・港鐵展廊へ。香港MTRを紹介するミニ博物館で、無料で見学できるが站見鐵路展と同じくネット予約が必要。

MTR各駅のイメージカラーと、車両モックアップの展示。ギャラリー内ではMTRの若手職員の方がついて展示物を案内してくれた。説明は英語だったが、何とか半分くらいは理解しようと努力した。久しぶりに頭を使ったような。
職員の中にはなんと日本語が話せる方もいて、来週日本に来ると言うので、連絡先を交換した。サプライズな出来事に旅の楽しさを噛み締めた。
見学後は今回滞在するゲストハウスへ。

尖東駅から歩いてすぐ、本日の宿「Hop Inn・撲撲旅社」に到着。繁華街・尖沙咀の中心にあるゲストハウスで、とにかく立地が便利。Booking.comからの予約で2泊で$366、約7000円でした。
窓からの風景も香港らしくて良い。晩ごはん時まで地球の歩き方を読みつつ休憩。
18時すぎに再び行動開始。ソフトクリームの移動販売車に集まる人たち。
バックパッカー向けの安宿が密集していることで有名な、香港の象徴ともいえる超大型雑居ビル・重慶大厦(チョンキンマンション)もわが宿から歩いてすぐ。
重慶大厦の中はこんな感じ。中東系の人が多く、コミュニティを形成しているらしい。
そんな重慶大厦には街中より良レートの両替商が多く、各店舗のレートを見定めて、一番"We Buy"が高いお店で両替するのがおすすめ。並んでいる時に聞き耳を立てると、香港国際競走を見に来た日本人の方もいた。
晩ごはんは温かいワンタン麺を求めて「錫記招牌雲吞」へ。最初入店待ちの列が出来ていたが、他のお店を見に行くうちに列が捌けており、すかさず入店。

壁に貼られた達筆すぎるメニュー。これだけでもう美味しい。
雲呑牛肉麺、$55。海老がプリプリの雲呑、柔らかく煮込まれた牛肉、そして極細麺にからむ優しい出汁のスープ、香港に来て良かったと心から思える素晴らしいお店でした。
尖沙咀では人混みに疲れた手袋が行き倒れてました。






2024.12.6 冬の香港・食と鉄道と競馬の旅【1日目】
今年(2024年)4月、4年ぶりに海外の土を踏んだのが香港。目的地は台湾の玉山登山でしたが、その前に乗継で寄ってみた香港の街に不思議な魅力を感じ、今回再訪することとなりました。
旅行記に入る前に、再訪の理由は大きく3つあります。
(1)飛行機が海外のわりに比較的安い。
まず一番重要視している点で、香港は海外ながら、往復で3万円程度、一番安ければ2万円台から航空券があります。
大阪・関西ー香港間は、LCCのピーチ、香港エクスプレスの他、LCCレベルに安い香港航空、もちろんFSCの各社便もあり、それぞれ便数もあるため選択肢は多いです。
今回は行きがピーチ、帰りが香港航空の利用で、trip.comからの予約で往復33420円でした。

4月はLCCの香港エクスプレスを利用。
(2)街の雰囲気と食の魅力
一般的に言われることと思いますが街の雰囲気、特に2階建トラムから眺める夜の街並みが気に入りました。

(3)香港競馬の観戦
香港はイギリス統治時代に競馬が始まり、以降世界でも有数の競馬が盛んな場所です。そして毎年12月に国際的なビッグレース、香港国際競走(G1競走)が開催され、例年日本馬も多く参戦します。せっかくならそれに合わせて行ってみようと思い立ちました。

4月はクイーンエリザベス2世カップを観戦。
1日目は金曜日の夜、仕事終わりに出国し、香港ゆきの飛行機に乗り込むところまでです。

前日夜に荷物を準備、4月に行った時の小銭も忘れずに。お金の花はバウヒニア、香港の旗🇭🇰にも描かれたあの花です。
そして仕事を終えてまっすぐ三宮へ。
関西空港までベイシャトルで行くか、リムジンバスか迷う。ベイシャトルは乗り遅れると次の便が1時間後なので、バスを選択。
バスだと三宮と関西空港の往復券3700円があり、お得。車内は空いていて、10人ほど乗せて出発。途中南港のあたりが渋滞していて、時刻表より15分くらい遅れて19:00に第1ターミナル、19:10に第2ターミナル到着。道中地球の歩き方を読み込んで予習。やっぱりガイドブックがあると予定が立てやすい。
相変わらずどこか寂しげな雰囲気の第2ターミナル。そして夜は人が少ない。出発2時間前なので余裕を持ってチェックイン。

寂しげな第2ターミナルにも、国内線側にレストランがあり、ココスのカルボナーラで晩ごはんとする。いつもの晩より少なめにして、あとは美食の国に着いてからのお楽しみということで。
第2ターミナルは深夜の出発便がなく、搭乗する香港便の他は、春秋航空の上海便、ピーチの上海便の2便だけ。保安検査もレーン1つだけしか開いておらず、のんびりした雰囲気。
関空の地の果てのような駐機場でタラップ搭乗。
定刻15分遅れの21:20に出発し、深夜に到着するのですぐ眠りにつきました。
(1日目おわり)
(2日目へつづく)
2024.1.8 奄美群島4島めぐりの旅【7日目】
2024年の最初の旅は、前年の沖縄本島と大東島の旅に続き、南の島へ。沖縄本島と奄美大島の間にある、奄美群島の島を巡ります。飛行機輪行で自転車も持ち込み、島めぐりには万全の体制で上陸します。
最終日となる7日目は、奄美大島は名瀬からスタート。寄り道しながら自転車で空港へ向かい、夕方の飛行機で神戸へ帰ります。

前夜は名瀬の繁華街にあるゲストハウス「パンダのねぐら」に泊まりました。宿から近い、サンドイッチカフェあまみで朝ごはんに。
具沢山のサンドイッチで有名なお店で、地元の方で賑わっていました。旅先でも、朝からほっと一息つけるのはありがたいですね。今日の予定を立てながら、たまごサンドとコーヒーをいただきました。
まず向かったのは名瀬の伝統的観光地といえる、奄美観光ハブセンター。昭和レトロな建物の雰囲気がとても素晴らしい。入場料500円。
入るとまず2階でハブの生態に関する、ハブセンター初代館長の語りをDVDで観るように言われる。
いかにも古いビデオだなあと舐めてかかったら、この館長の引き込まれるような話術が凄く、なかなか面白かった。このビデオだけでも訪れる価値あり。
1階から下に下りるとハブの展示場、期待通りのレトロ展示パネルに迎えられる。
咬まれると人命に関わるハブは昔から恐るべき存在で、そこで正しいハブの知識を知ろう…というのがハブセンターの役割。
また壁面の地図は、市町村合併前なので奄美市ではなく名瀬市の表記。
部屋中央の展示ケースで、木の上にどっかり鎮座するハブ。ガラスに近づいても微動だにしなかった。
ハブセンターでいただいたお土産たち。チケットの記載、ハブとマングースのショーではなく"ショウ"なのがポイント高い。ハブの写真は金運向上の御利益あり。
国道58号を走って龍郷町へ。とても静かな龍郷湾の風景。
その龍郷町の「ひさ倉」でお昼ごはんに。
よそったご飯に鶏肉ほか色とりどりの具をのせて、上から出汁をかけて食べる。この鶏の出汁がうまく、ご飯がとにかく進む。ご飯と出汁で食べられるので、具よりもご飯が足りない。
一緒に頼んだ、塩がきいた豚足もうまい。またご飯が足りなくなる。
お店の前には観光客向けと思われる、ソテツの無人販売。ちょっと欲しくなる。自転車じゃなかったら買ってたかも。
細い道の奥には海。思わず立ち止まる。

赤尾木湾の静かな砂浜。天気も良いのでしばらく海を眺める。赤尾木湾は地図で見ると海岸線が円形で、隕石によってできたクレーター(奄美クレーター)らしい。
明神崎の展望台からの眺め。
駐車場から展望台まで道は整備されているものの、なかなかの急勾配で、それだけ貴重な風景に感じる。
喜界島も見える。
この旅最後の観光として、空港の手前にある奄美パークへ。奄美に関する展示がある博物館と、日本画家・田中一村の美術館がある。田中一村が描いた奄美の自然風景画は必見。
昔の暮らしを再現した展示も。お祭りや風習など、民俗に関する展示が面白かった。
今回の自転車旅の終着駅、奄美空港に到着。
自転車と鞄は預け荷物なので、身ひとつで搭乗。
行きと同じくスカイマークで帰ります。
奄美から神戸の直行便はなく、スカイマークでは初めての乗継便。

沖縄バヤリースと、朝カフェで買ったパンで空腹をごまかす。奄美パークと田中一村美術館が盛りだくさんで、晩ごはんを食べる時間がありませんでした。
鹿児島空港では、乗継30分の間に西郷さんがいる足湯に少しだけ入れました。奄美で預けた荷物はそのまま神戸まで運んでもらえるので出来る芸当。
いつも通り神戸空港に到着。

7日目の走行距離:37.20km
旅の合計:247.17km
(7日目おわり)
(奄美群島4島めぐりの旅・完)
2024.1.7 奄美群島4島めぐりの旅【6日目】
2024年の最初の旅は、前年の沖縄本島と大東島の旅に続き、南の島へ。沖縄本島と奄美大島の間にある、奄美群島の島を巡ります。飛行機輪行で自転車も持ち込み、島めぐりには万全の体制で上陸します。
6日目は徳之島の北半分を一周し、夕方の船でこの旅最後の目的地、奄美大島へ向かいます。5日目と6日目に分けて徳之島一周を達成。

港がある亀徳から海沿いに少し北上して、母間(ぼま)の集落と海。晴れて気持ちいい朝。サイクリング日和になりそうです。
道端にコスモスとひまわりが咲いていました。本州に住んでいると、1月とは思えない光景。
花徳から内陸に入って天城町へ向かう途中、天城岳が見えました。標高は533m。
徳之島町から天城町へ。
町境の近くにあるのが天下茶屋バス停。時刻表を見ると空港行きとあり、ほぼ南海電車なバス停だった。
天城町の街中に入り、まず天城町役場へ。普通の役場ですが、庁舎の隣に小さな小屋があり、ちょっとした見どころなのです。
小屋の名もハブ小屋。ここでは言わずと知れた、徳之島にも生息する毒ヘビが飼われています。
横の案内看板を見ると、奄美群島の中では沖永良部島と与論島にはハブはおらず、徳之島と奄美大島、トカラ列島の一部の島に生息しているのこと。
シャッターを開けてハブを観察。シャッターの音を聞いてやってきた役場のおじさんによると、ハブは夜行性なので昼間はずっと寝ているらしい。確かに数分間微動だにしなかった。

お昼ごはんには少し早いものの、オススメのお店と聞いていた喫茶店「チロル」へ。
チキン南蛮定食を頼むとこのボリューム。喫茶店とも、食堂ともとれるお店で定食メニューが豊富でした。
お店の入口に闘牛大会の開催ポスターが貼られていました。12/30と1/1に開催があった様子。牛のランクごとにマッチアップされているらしく、出場牛主の方に焼酎贈呈というのも面白い。
徳之島空港の近くに、珍しい水没した鍾乳洞があります。日本最長の海底洞窟「ウンブキ」です。
洞窟内部に貯まっているのは海水で、干満があるためどこかで海と繋がっていることは確かなものの、未だに開口部が見つかっていないそうです。
徳之島の空の玄関口・徳之島空港。ちょうど飛行機が出発するところで、見送りの人がたくさん来ていました。

海沿いを走って島の最北端・金見岬を目指します。徳之島には企業や大学の陸上部がいくつも合宿中で、ランナーの方を多く見かけました。しかも自転車でのんびり走っていると、なかなか追いつけないほど速かったです。
与名間ビーチにあった、一軒家くらいの大きさの奇岩。最北端の金見岬まではアップダウンが多い道で、ランナーのトレーニングには最適そう。距離表示もありました。
金見のソテツトンネル。
防風林として植えたソテツが育って、トンネルのようになっています。幹は太く通り抜けるだけでなかなかの迫力があります。
徳之島最北端の金見岬。正面にこれから向かう奄美大島が見えています。
ソテツトンネルには、長年の強風に耐えてなのか、不思議な形のソテツもいました。
黒畦海岸、長年の浸食によって、岩やサンゴに穴がいくつも空いた珍しい地形が見られます。
県道を離れて、より海側のサトウキビ畑に囲まれた道を通りました。
亀津の街に戻り、これで2日間に分けて徳之島一周を達成!しかしフェリーの時間が迫っているため、休む間もなくスーパーで晩ごはんとお菓子を調達。
ネット予約していたので窓口で乗船券を発券。かなり長く使われてそうな黒板に、阪神航路の文字がありました。お正月の多客期でも当日券があったため、ネット予約の必要はあまりないかもしれません。

今日はマルエーフェリー・フェリーあけぼのの運航。亀徳港の出港は17:00、名瀬港まで3時間半の船旅。名瀬寄港の後はそのまま日を跨いで、翌朝鹿児島港へ到着します。
徳之島・亀徳から奄美大島・名瀬まで2等2880円。
亀津のスーパーダイマルで買ったお弁当。タンカンジュースと徳之島のよもぎもちと一緒にいただきます。
徳之島の山並みに沈む夕日。いつか徳之島の山も歩いてみたいものです。
ひと眠りして奄美大島は名瀬港に到着。20:20、定刻より10分くらい早い到着でした。
自転車を組み立て、少し走って今日の宿「パンダのねぐら」チェックイン。公式ホームページからの予約で、1泊2800円でした。
玄関からすぐベッドという面白い作りのゲストハウス。でも寝るだけなら十分です。わりと新しいようで、ベッドや水回りはとても綺麗で快適でした。
名瀬には繁華街があって、飲み屋やスナックに明かりが灯り多くの人で賑わっていました。

地元のスーパー、グリーンストアへ夜食の買い出しへ。なんと24時間営業。
北海道フェアでセコマブランドのお酒が売られていました。北海道価格から3割〜4割増しぐらいの値段?他にも池田町の町民ワインもありました。
オリオンビールと奄美近海で獲れたウンギャルマツの刺身、徳之島の郷土料理・たまごおにぎりを購入。ウンギャルマツ、聞いたこともない魚でしたが白身でとても美味しかったです。

またオリオンビールは地元の神戸で作っていることも判明。これは知らなくて良かった情報。

徳之島での自転車走行ログ
6日目の走行距離:72.89km
旅の合計:209.97km
(6日目おわり)
(7日目へつづく)
















