四国一周サイクリング【5日目】

2021年5月4日(火・祝)

今回の旅では、ゴールデンウィーク期間の連休を最大限に使って、愛媛県自転車新文化推進協会開催の、四国一周サイクリング「CHALLENGE 1,000㎞
プロジェクト」にエントリーし、公式コースに沿って四国一周を目指します。

今回は5日目の旅の記録、四万十町十和から、足摺岬を経由して、宿毛市を目指します。

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今朝はゲストハウス"かっぱバックパッカーズ"からスタート!朝ごはんはパンとチキンラーメンです。朝は気温10度台と、結構冷えたのでこたつでいただきます。南国高知といえど、山間部に来ると冷えますね。
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ゲストハウス"かっぱバックパッカーズ"全景。JR予土線の下をくぐった所にあります。なかなかの隠れ家ぶり。駅もスーパーも近くて、いい立地だと思います。
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今日もひたすら四万十川沿いを走ります。交通量は少なく快適。行程的に長い1日になりそうですが、まずは上々のスタートです。
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JR予土線・江川崎駅。列車で何度か訪れたことがある駅です。窪川もそうでしたが、列車で来ようとしてもかなり遠い場所なので、自転車で走って来れたことに達成感を感じました。

ここで予土線四万十川は別々の方向へ。予土線は山を越えて宇和島へ向かいます。四万十川は南の中村へ。四国一周ルートは四万十川沿いの国道441号です。
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江川崎の道の駅「よって西土佐」にてかなり早めのお昼ごはん。この先中村までコンビニもないため、補給出来るときに食べておく作戦です。地元の食堂のお弁当でした。名産の桃サイダーもあわせて。
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沈下橋の岩間大橋、最近復旧して渡れるようになったそうです。U字に蛇行する四万十川は必見。
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中村まではずっと国道ですが、写真のような狭い区間もあって注意が必要です。対向車、追い越しに注意。四国一周のウェアを見て、追い抜く時に声をかけていただきました。
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江川崎からだいたい1時間半くらいで、中村の市街地に到着。久しぶりの大きな街です。コンビニでおにぎりと、暑さのあまりアイスを補給。
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四万十川を渡る、土佐くろしお鉄道の橋梁。窪川から中村を通って、今日の目的地宿毛へ延びる線路です。

四万十川記念公園で休憩、おにぎりを食べました。しかし止まってると暑いので先を急ぎます。河口付近で四万十川とついに別れ、国道321号土佐清水方面へ。
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たこ焼き12個が300円!

土佐清水市下ノ加江にある「タコ焼きぽろぽろ」にて。上にのっているのはマルソウダガツオ(めじか)から作られる宗田節で、土佐清水の特産品です。店主のおばさんの人柄か、地元の人に愛されるお店でした。宗田節パワーで一路足摺岬へ。
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佐清水の市街地から、右回りで足摺岬方面へ。対岸は中村の街、ちょうど四万十川の河口のあたりが見えます。その奥にずっと続く陸地沿いに走って来たと思うと、長い道のりでした。大雨と強風に悩まされた室戸岬は、見えているのかもわからず。
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南国らしい漁村を走り抜け、やっと思いで足摺岬到着!

時刻は15時半を過ぎていました。
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ジョン万次郎(中浜万次郎)の銅像とともに。足摺岬から近いところに生誕の地があります。
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展望台から足摺岬灯台を望む。海沿いはなだらかな室戸岬とは異なり、北海道の襟裳岬のような切り立つ崖が、いっそう終着点というイメージに重なります。
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最南端の地に立つ足摺岬灯台。1914年点灯、1960年に現在のデザインに改築されました。灯台付近から海を望むと、地平線がずっと見渡せます。時間を忘れて、いつまでも眺められる風景でした。
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足摺岬のまわりは、鬱蒼とした森で道も細く、ジャングルのようでした。年間を通して温暖な気候のため、亜熱帯の植物が自生しているそうです。なかなか不思議な光景でした。
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白山洞門。花崗岩が侵蝕されて出来たアーチ状の洞門で、灯台から少し歩いた所にあります。
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そして白山洞門を見る所にあるのが万次郎足湯。絶景とともにしばし休憩。無料で入れるので、ぜひお立ち寄りください。

足湯で気合を入れて、宿を予約している宿毛へ。足摺岬から宿毛までは60km。到着は夜遅くなること必至でしたが、翌日は夕方まで雨なので、やむなしの強行軍です。足摺岬周辺に予算に収まるホテルが無かったのもあります。

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突然現れた龍宮城跡地。いったん通り過ぎるも戻って撮影。かなり大きな建物ですが、今は緑に侵食されています。営業当時はサンゴ博物館だったようです。
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国道321号、ひたすら海沿いを走ります。叶崎の手前で日没の気配に。
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叶崎に立ち寄りました。岬に灯台があります。岬をトンネルでスルーする国道から離れ、細い道に入るとたどり着けます。
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叶崎には猫がたくさん住み着いていました。しばし休憩のあと出発。日が沈みました。
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大月町小才角(こさいつの)の集落が見えます。国道はこの辺りで海を離れ、山間へ入ります。時刻は19時を過ぎ、いよいよ暗くなりました。

山間部に入るとライトを付けていても暗く、たまに通る車の明かりが有難いほどでした。路肩の斜面が急にガサガサ揺れて驚いていると、猿が何匹か逃げていきました。

また田んぼ近くを走っていると、何かが光っているような気がしました。気のせいかなと思いきや、光はいくつか集まっていて、ゆらゆら揺れているように見えました。立ち止まって近づくと、それが蛍の群れと分かりました。目が慣れてくると何匹、何十匹も飛び交っていて、幻想的な光景でした。蛍を見るのは初めてで、いい思い出になりました。
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20時過ぎ、大月の道の駅にて。道の駅ですが売店は閉まっていて、ほとんど人の気配もなく、ひっそりとしていました。遍路小屋風のバス停で休憩。ミレービスケットで空腹を満たします。

大月からはまた海沿いへ向かって下り基調の道になります。相変わらず交通量は少ないです。
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やっとたどり着いた、土佐くろしお鉄道宿毛駅。時刻はちょうど21時でした。宿毛まで数kmくらいの所で、街の明かりが見え始めてやっと安心できました。
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21時すぎでも開いてるお店がありました!

四国と九州に多いファミレス・ジョイフルの高知宿毛店でした。

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無心で完食しました。

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そして今日の宿はホテルアバン宿毛楽天からの予約で1泊素泊まり3895円でした。
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チェックインの時に色々食料をいただきました。土佐茶はお土産に。部屋も綺麗で、値段以上のホテルでした。

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【今日の走行距離:162.64km】

【1日目からの合計:626.08km】

(5日目おわり)

(6日目へつづく)

 

四国一周サイクリング【4日目】

2021年5月3日(月・祝)

今回の旅では、ゴールデンウィーク期間の連休を最大限に使って、愛媛県自転車新文化推進協会開催の、四国一周サイクリング「CHALLENGE 1,000㎞
プロジェクト」にエントリーし、公式コースに沿って四国一周を目指します。

今回は4日目の旅の記録、高知市春野から西へ、四万十町十川を目指します。

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今朝は、はるのゲストハウスからスタート!

朝ごはんにサービスの食パンを焼いていただきます。よく寝られて疲れもなく、8時過ぎに出発しました。
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出発前、自転車で旅しているならと、ゲストハウスのオーナーのお母さんにいただきました。とても明るく元気な方でした。

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仁淀川を渡ったあたりから南下し、海沿いに出ました。今日もいい天気です。向かい風も昨日ほどは無く、順調に走れそうです。
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この四国一周の道中、歩き遍路の方もよくお見かけしました。自転車でも大変なのに、歩いて四国を回ろうとする決意は本当に凄いことだと思います。
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須崎市浦ノ内地区。この辺りは長さ10kmほどの横浪半島によって、細長い湾が形成されています。そのため外洋と隔てられた海は落ち着いていて、とても静かな感じでした。
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須崎市街に近づき、急に巨大な構造物が現れました。住友大阪セメントの高知工場でした。
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須崎市街、須崎駅の近くです。JR土讃線の汽車。
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JR土讃線・須崎駅。4年前に、一度列車で訪れて以来の訪問です。
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須崎といえば是非食べておきたいものがあります。すさき駅前食堂にて、まだ11時ですが早めのお昼ごはんにします。
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須崎の名物鍋焼きラーメンと、しらす丼のセット!

ラーメンは大盛りにしました。濃いめの味付けのラーメンと、あっさりとしたしらす丼のコンボは最強です。夢中になって、あっという間に完食してしまいました。四国一周の中でも指折りのご飯でした。大満足で須崎を発ちます。
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須崎からはしばらく海沿いを走り、久礼へ。海は澄んでいて、相変わらずの美しさです。
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記念写真も。
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空の青・山の青・海の青。
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中土佐町・久礼の漁港にて。鯉のぼりの時期です。子どもの名前が入った旗も掲げてあるのが良いですね。

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久礼からは七子峠に入り、結構登りました。頑張り過ぎても疲れが残るだけなので、後から考えるとここは無理せず、押して歩いた方が良かったかもしれません。

この峠で四万十川へ向けて一気に標高を稼ぎます。
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七子峠を越えて、JR影野駅。駅前には小さな日本庭園が。
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ちょうど土讃線の汽車が来ました。影野駅〜六反地駅の間。

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JR仁井田駅。かなり大きなイチョウの木がありました。是非秋に訪れたい駅です。
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道の駅・あぐり窪川にて休憩。ソフトクリームでエネルギー補給。わりと安かったです。自転車で旅する人の姿もちらほら。
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土讃線の終着駅、JR窪川駅。列車で二度来たことがありますが、かなり遠い所というイメージだったので、ここまで自転車で来れたことに達成感を得ました。列車で訪れた点と点の記憶が、自転車で一本の線に繋がったようなイメージです。
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窪川からは、ひたすら四万十川沿いを走ります。河口の町中村までは100kmくらいでしょうか。国道381号で、JR予土線と並行して走ります。
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四万十川に来たら、必ず渡っておきたい沈下橋。川が増水すると水面下に沈んでしまうため、欄干がない橋です。写真の橋は上宮(じょうぐう)橋といい、橋が架かるまでは舟で対岸へ渡っていたそうです。沈下橋は橋ごとに詳しい説明看板があるので、立ち止まって読んでみるのも面白いかもしれません。
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沈下橋とJR予土線の鉄橋が並んでいました。沈下橋四万十川で一番大きな中洲、三島へ架かっています。
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四国一周中は、このような次のポイントまでの距離表示があるので助かりました。また交差点でコースが曲がる箇所の手前には、必ず矢印があるので、それに従えば楽々四国一周出来ます。
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夕暮れが近づいたころ、今日のゴールの十川に着きました。旧十和村の中心地です。国道沿いにもお店が並びます。
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十川駅前にて。青看板には"国鉄"とあります。国鉄からJRになって35年近く経ちましたが、いつから立っている看板でしょうか。
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JR十川駅予土線は国道から一段高い所を走っています。
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今日の宿「かっぱバックパッカーズ」は予土線の線路の横に建つゲストハウスです。国道から細い道を登って、予土線をくぐった所にあります。自転車は予土線の線路下に止められるので、雨でも安心です。
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晩ごはんは、宿から国道へ降りたところにあるスーパーで調達します。大きなお店ではありませんが、必要なものは充分揃っている印象でした。米を食べる機会が少ないので、冷凍食品の炒飯と、お手頃な半額肉を入手。
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買ってきたものは宿のキッチンで適当に調理。彩りがないご飯ですが、空腹の体には最高です。

今日の宿・かっぱバックパッカーズは、民家をリフォームした宿で、インテリアの雰囲気もよく、とても落ち着いて休むことが出来そうです。

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【今日の走行距離:110.04km】

【1日目からの合計:463.44km】

(4日目おわり)

(5日目へつづく)

四国一周サイクリング【3日目】

2021年5月2日(日)

今回の旅では、ゴールデンウィーク期間の連休を最大限に使って、愛媛県自転車新文化推進協会開催の、四国一周サイクリング「CHALLENGE 1,000㎞
プロジェクト」にエントリーし、公式コースに沿って四国一周を目指します。

今回は3日目の旅の記録、高知県安芸市から高知市春野を目指します。

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今朝は伊尾木ステーションゲストハウスからスタート!名前の通り、伊尾木駅と土佐くろしお鉄道の線路が真横にある宿でした。写真は高知方面へ向かう列車。奥には津波避難タワーも見えます。

昨日は遅くまで走ったので、朝はのんびり朝ごはんを食べて、宿のお母さんに見送られ10時すぎに出発。凍った水のペットボトルまで持たせて下さいました。滞在中色々用意していただいて、感謝です。
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安芸市街へ向かう途中、川の色がまた綺麗。
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土佐くろしお鉄道・球場前駅。安芸は、阪神タイガースの2軍キャンプ地として、毎年春と秋に選手が訪れる街です。
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安芸から先は、海沿いに自転車道が整備されていました。

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海を見ながら走るのは最高です。が、今日は終始強い向かい風が吹いていて、漕いでも全然進んだ気がしませんでした。10km/h台でのろのろと高知を目指します。
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自転車道の途中に太平洋展望台がありました。昨日から走ってきた室戸方面を望むと、岬の方はうっすらと見えるほどで、案外距離を走ってきたことに気づきました。
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香南市のとさを商店にてお昼ごはんです。

距離はいつもより全然走っていませんが、向かい風のお陰で余計にお腹も空きました。
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香南市赤岡名物の中日そば。中日といえばドラゴンズではなく、中華そばと和風だしの組み合わせで、中日そばというそうです。有名な姫路駅のえきそばや、立ち食いそばによくある和風ラーメンの仲間といえます。だしはあっさりとしていて美味しいです。
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こちらも名物の香南ニラぎょうざ。ニラの風味と肉汁が合わさって絶品でした。香南市はニラの生産量が日本一だそうです。日本人なら誰でも知らない内に、香南のニラを食べているかもしれません。

地元料理に大満足で桂浜方面へ向かいます。
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桂浜への道中、高知龍馬空港が見えました。

昼を過ぎても相変わらず向かい風で、もどかしいですがのろのろ走っていきます。
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浦戸湾を渡る浦戸大橋から。渡り終えると桂浜はすぐそこです。勾配がきつく、またかなり高い橋なので、自転車は押して登るのがやっとです。
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桂浜に到着!太平洋を望んで立つ、有名な坂本龍馬像です。

実はこの像を造った、本山白雲は高知県宿毛市の人で、このことは6日目に訪れた宿毛で知ることになります。
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桂浜は閑散としていました。太平洋を見ながらしばし休憩。
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桂浜から高知市街を目指します。

浦戸湾に沿って北上していると、先ほど走ってきた浦戸大橋が見えました。かなりの高所に架かる橋だと分かります。
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浦戸湾では釣りをしている人も。光の加減で、翡翠色に見える海がとても良いです。
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高知港付近にて、とさでん交通路面電車

この辺りから雲ゆきが怪しくなって、雨が降ったり止んだり。とりあえず市内の自転車屋さんへ、タイヤ修理に向かいます。
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サイクルベースあさひでタイヤを購入。せっかくの機会なので、高い耐パンク性能で有名なSCHWALBE(シュワルベ)・マラソンに交換します。しかし丈夫すぎるゆえ、ゴムが硬すぎて取り付けるのに苦労しました。この後数日間ぐらい、ずっと指が痛かったです。

4000円くらい。ちなみに四国一周サイクリングの公式パスの提示で、5%割引になりました。

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古いタイヤは表面のゴムが剥げて、繊維状の中身が飛び出ていて、かなり危険な状態でした。3年以上、通算3000kmぐらいは走ったと思われるので、完全に限度を超えた使用でした。出発前のメンテナンス・準備不足を反省。

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カロリーの塊、雨宿りのついでについ…

旅行中、疲れてくると何故かファーストフードを食べたくなるような気がします。

タイヤ交換で疲れた指を休めていると、18時を過ぎていました。日が長いとはいえ、いい時間なのでそろそろ宿へ向かわなければ。
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雨模様の高知駅。ちょうどアンパンマン列車が止まっていました。
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こちらも高知駅前にて。武市半平太坂本龍馬中岡慎太郎。土佐の偉人たちの銅像です。
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高知城天守閣が見えました。高知城天守閣や御殿など、本丸全体がほぼ完全に残る、国内でも貴重なお城です。

高知市街からは国道を30分くらい走って、今日の宿「はるのゲストハウス」へ。元気なお母さんが管理されているゲストハウスで、おばあちゃんちに来たような気分になれます。自転車が停められる屋根付きガレージもあって助かります。

booking.comで1泊3100円でした。龍馬パスポート提示で割引もあります。
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晩ごはんは、ゲストハウス近くのスーパーで買ってきた、かつおとうつぼのタタキ(半額)と、オーブンで日本ハムのピザを焼いていただきます。うつぼを食べる機会はあまり無いですが、結構美味しいです。もちろんかつおも美味。

今日は休養日のつもりでしたが、終始向かい風が強く、距離のわりに疲れました。とはいえ四国一周はまだまだ序盤戦、明日は四万十川を目指します。

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【今日の走行距離:70.04km】

【1日目からの合計:353.40km】

(3日目おわり)

(4日目へつづく)

四国一周サイクリング【2日目】

2021年5月1日(土)

今回の旅では、ゴールデンウィーク期間の連休を最大限に使って、愛媛県自転車新文化推進協会開催の、四国一周サイクリング「CHALLENGE 1,000㎞
プロジェクト」にエントリーし、公式コースに沿って四国一周を目指します。

今回は2日目の旅の記録、徳島県美波町から室戸岬を経由して、高知県安芸市を目指します。

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2日目の今日は、徳島県美波町のゲストハウス「壱 THE HOSTEL」からスタート!
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美波町中心部の日和佐には、四国八十八箇所の札所の一つ・薬王寺があります。日和佐は古くから門前町として栄えたそうです。
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四国一周ルートは国道55号を離れ、海沿いを走る県道147号へ。海沿いといっても平らな海岸沿いではなく、結構上り下りが険しい道で苦労しました。
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ところどころに展望台があって、なかなかいい眺めです。沖に浮かぶ大島が見えました。
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山道を下りてくると牟岐町の市街地に出ました。JR牟岐線牟岐駅です。出発が遅かったので、時刻はこの辺りでもう11時前に。後から考えると、もう少し早起きするべきでした。
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牟岐駅前の商店。味のある看板が気になります。

牟岐からは国道55号へ戻り、ひたすら海沿いを南下していきます。アップダウンも少ないのでひたすら走り続けました。
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JR牟岐線の終着駅・海部駅ですが、現在は道路と線路を両方走れるバス、DMVの導入工事のため、列車代行バスによる運行となっています。DMVの営業運転は世界初となる模様で、海陽町内では「世界初が走る町」の立て看板をよく見かけました。
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海の色が青ではなく、緑に近くとても鮮やかです。四国一周中は、どこでもこの緑っぽい海が見られてとても印象に残りました。
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徳島県を抜けて高知県東洋町へ。
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この辺りで後輪から擦れるような音が…

よく見るとタイヤの表面のゴムが擦り切れて、繊維状の中身が見えていました。何かを踏んだ訳ではないので、タイヤ自体寿命を迎えたようです。数年以上交換した覚えがないので、本来なら出発前に新しくしておくべきでした。

擦れる音はタイヤが切れた所がチューブからの圧力に耐えられず、変形してフレームと擦れているのが原因でした。このまま走るとパンクしそうなので、とりあえず少し空気を抜いて様子を見ます。
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困った所ですが、とにかくお腹も空いていたので、国道脇のカフェ「みちしお」でお昼ごはんに。
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ナシゴレン。 名前は聞くものの、初めて食べました。辛いソースを混ぜると更に美味しいです。

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ナシゴレンで満腹になり、とりあえずタイヤの穴を埋めれるものは、と考えていると、サーフショップもされているようで、ウェットスーツ補修用のゴム接着剤を貸していただけました。これで穴は埋まり、物を踏んでタイヤがバーストすることは無さそうなので、後は高知でタイヤを交換することにしました。
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室戸岬へ向けて、ひたすら海沿いを走ります。しかし風が強すぎて全く進んだ気がしません。初めて体験するような、踏ん張らないと飛ばされそうなくらいの風でした。左側の路肩を走っていると横風に押されて、反対車線まで押し出されるようなこともあり、走るのは諦めて歩道を押して歩きます。

この辺りから室戸岬までは30kmくらいあるので、正直気が重かったです。
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偶然見つけた不思議な地名。

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強風に加えてここで雨が…

国道沿いは雨を避けられる所も何もないので、急いで町がある所まで走りました。郵便局と四国銀行のATMボックスに避難。ここで小一時間くらい強風と豪雨が止むのを待ちましたが、横なぐりの雨に雷鳴も加わって、台風かと思うくらいの天気でした。
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豪雨の後の佐喜浜漁港。佐喜浜は山と海に囲まれた、小さな港町でした。

ここからは風も弱まったので、気を取り直し室戸岬へ向けて再出発です。
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夫婦岩。国道脇にあります。
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そろそろ室戸岬が見える…と思いましたが、岬の方は雨が降っているのか視界は良くありません。

そして岬に近づくと、ジオパークセンターがある三津漁港付近で再び雨が。国道沿いの倉庫で止むのを待ちます。20分ほど停滞すると弱まってきたため、完全に止む前に出発。ここで17時を過ぎていたため、あんまり待つ余裕もありません。
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巨大な弘法大師像。岬はすぐそこです。
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何とか室戸岬に到着!

四国一周のイメージは、高松〜室戸岬東海岸が第一ステージのつもりだったので、とりあえず最初のゴールに着いて一安心しました。
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この辺りが岬の先端で、雄大な太平洋から押し寄せる白波が印象的です。

歩道で更に先端まで行けるようでしたが、時間も無いのでそこそこに出発します。岬周辺には、四国八十八箇所最御崎寺や、室戸岬灯台もあるので是非また再訪したいところです。
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室戸付近、南国らしい風景。風も止んで走りやすくなりました。
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これも室戸付近、強風で崩れてしまったのか?すごい事になっています。
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道の駅キラメッセむろと、ちょうど日が沈むところでした。
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波打ち際まで下りてみました。

ここから宿までは30km、日が暮れて夜間走行となりました。もともとの計画では、室戸で1泊、翌日高知泊の予定でしたが、室戸付近に予算に合う宿が無かったため、このような行程になりました。

夜走っても、星が綺麗なことくらいしか楽しみがありませんが、それでも室戸岬まで強風と雨に足止めされていたことを思うと、ペダルを漕ぐ足は快調でした。
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20時ごろ、奈半利に到着。写真は土佐くろしお鉄道の終着駅、なはり駅です。ここからは高知までは鉄道沿線を走ることになり、もしタイヤが限界を迎えても、輪行して移動出来るので、安堵しました。タイヤが裂けてから60km、これで何とかなりそうです。

奈半利のスーパーマルナカで晩と朝の食料も買っておきました。
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21時前、安芸市にある今日の宿「伊尾木ステーションゲストハウス」に到着!ゲストハウスですが、遍路宿としても営業されているようです。booking.comからの予約で、1泊4000円でした。
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今日の宿泊者は私だけだったので、寝室も広々使わせていただけました。まずお風呂に入り洗濯機を回し(両方とも無料)、晩ごはんを作ります。
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奈半利マルナカで買った、土佐はちきん地鶏とすくもポークを炒めます。
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ご飯は土佐寿司と田舎ちらしで、土佐ずくしの晩ごはんとなりました。土佐寿司は山の幸をネタにしたお寿司で、初めて食べましたがさっぱりしていてなかなか美味しいです。

今日は雨に風に大変な一日でしたが、何とか安芸までたどり着けて良かったです。

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【今日の走行距離:121.33km】

【1日目からの合計:283.36km】

(2日目おわり)

(3日目へつづく)

四国一周サイクリング【1日目】

2021年4月30日(金)

今回の旅では、ゴールデンウィーク期間の連休を最大限に使って、愛媛県自転車新文化推進協会開催の、四国一周サイクリング「CHALLENGE 1,000㎞
プロジェクト」にエントリーし、公式コースに沿って四国一周を目指します。

まず1日目の旅の記録です。

なお、一人旅かつ自転車旅では、人と会話する機会も極めて少なく、新型コロナウィルスの感染拡大リスクは低いと思われること。また昨年から経営が厳しいと思われる、ゲストハウスなどリーズナブルな宿に泊まることで、地域経済へほんの少しでも貢献出来るのではないかと考え、今回の旅を決行することとしました。

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朝5時、神戸港1時発のジャンボフェリー深夜便で、高松港に到着。5時前にジャンボフェリー名物の歌で叩き起こされますが、その前に寒さで目が覚めました。予想以上に結構冷えた。

とりあえず、スタート地点に定めた高松駅へ。港からは5km程度の道のり。
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高松駅近くの「味庄」で朝ごはん。5時から開いていて、フェリー到着後のごはんとしては数少ない選択肢の内のひとつです。

カウンターで注文して受け取るセルフうどんスタイルで、麺は店内で手打ちしているようでした。

かけうどん(大)にとり天を乗せて、朝から意欲的にエネルギー摂取を行います。とり天はコショウが効いていて、好みでした。400円。
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笑顔が素敵な高松駅からスタート!

駅北側の道路が、四国一周サイクリングの公式ルートになっています。

しばらくは国道11号を走行。初めは都市部なので交通量も多く、あまり面白みは無かったですが徐々に落ち着いてきて、高松市からさぬき市へ。
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名勝地・津田の松原

一周ルートは途中で国道から離れて、海沿いへ。どうしてかと思っていると津田の松原へ出ました。ルート設定も納得の風景。砂浜へ押し寄せる波の音が、とても心地よい場所です。ここだけでもう既に満足できます。

また途中から国道へ戻り、東かがわ市へ。
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ここで寄り道してお城めぐり、続日本100名城の引田城へ。
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引田城は小高い山にある城跡で、本丸付近からは引田の街を一望できます。それにしてもいい天気。

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国道走行中、トンネルで見かけたチョーク模様。コンクリートの検査でしょうか、伸びる線が何となく路線図のように見えます。
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直接徳島市街へ向かう国道から分かれ、四国一周コースは鳴門方面へ。ここが最初の難所で、自転車には急な坂が連続で登場します。暑さに負けずじわじわと登ります。
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アップダウンを繰り返す途中、成田山の分院がありました。成田山のお寺は全国各地にあるようです。
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坂を数回登り終えて、気づけばかなりの高さまで来ていました。橋の下を覗いてみると…

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鮮やかな緑色の海が新鮮です。それにしてもかなりの高所なので、足元を覗くのも緊張します。
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橋の反対側を見ると、小さな船が沢山。展望台にあった案内板によると、どうやら釣りの筏のようです。

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公式コースでは通りませんが、せっかくなので大鳴門橋まで行ってみました。淡路島側からは何度か見たことがありますが、四国側から見るのは初めてです。名物のうずしおらしき白波も望めました。
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お昼ごはんは鳴門市街にある、徳島ラーメンのお店「いのたに」にて肉入り中華そば(大)を。見た目によらずあっさりとしたスープと、よく味が染み込んだチャーシューが絶品でした。

鳴門からは徳島駅方面へ。
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徳島駅の前に少し寄り道、続日本100名城の勝瑞城です。室町時代に守護所が置かれていた場所で、当時の阿波の中心地です。しかし遺構はほとんど残っておらず、早々と見学終了。

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徳島市街へ向かう途中、広大な四国三郎吉野川を渡ります。
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途中、裏道のような沈下橋もありました。
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徳島駅に到着!

ここからさらに南下していきます。

徳島から小松島を通って阿南へ入りました。この間は国道55号で、道幅も広く走りやすいですが、景色的な見所は特になく通り過ぎました。ただその分距離は稼げます。

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阿南市街を過ぎ、山間部に入りました。道中いい感じの駅がありました。JR牟岐線阿波福井駅です。この辺りで18時のチャイムが聞こえました。
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阿南から美波町へ向かう道はアップダウンが多く、お遍路さんのための休憩所もありました。空腹と足の疲れで15分くらい休みました。
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茶店だったと思われる建物。木に覆われていますが、反対側から見ると建物でした。数十年以上放置されていそうです。

この辺りから美波町市街の日和佐まで、ずっと下り坂でしたが、上った高さよりも結構長く感じました。
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今日の目的地、日和佐へ到着!

泊まるゲストハウス近くのレストラン「ひわさ屋」にて晩ごはんです。
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阿波尾鶏の唐揚げ定食!

阿波尾鶏は地鶏の唐揚げですが、衣がサクサクしていて美味しかったです。周辺は市街地ですが、空いている飲食店も少なそうだったので、とても助かりました。
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今日の宿・ゲストハウス「壱 THE HOSTEL」

booking.comから予約して、1泊3600円でした。グループの方と、お遍路の方も宿泊されていました。
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民家を改装したと思われますが、内装はもちろん、シャワーほか水回りも綺麗で、快適に宿泊出来ました。23時前ごろ就寝。

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【今日の走行距離:162.03km】

【1日目からの合計:162.03km】

(1日目おわり)

(2日目につづく)

【2020.11.1】秋の九州土日旅 3日目

激安乗り放題きっぷ「みんなの九州きっぷ」を使って、秋真っ盛りの土日に九州を旅してきました。

3日目、日曜日の今日は熊本駅前のホテルルートインからスタート。阿蘇山に登った後、別府で温泉に入り、新幹線で神戸へ帰る予定です。

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熊本駅

朝8時前、今日は熊本駅からスタート。前日は熊本駅前のルートインに宿泊しました。すっきり晴れていい一日になりそうです。

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熊本駅・発車標
乗る列車のホームを確認しようと、発車案内を見ると「SL鬼滅の刃」の文字が。そうです、人気漫画鬼滅の刃の作中にSLが出てくるらしく、臨時のコラボ列車として走っていました。せっかくの機会なので一目見たかったところですが、阿蘇が待っているので一路東へ。
熊本8:10 肥後大津8:51 肥後大津ゆき

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肥後大津で乗り換え

熊本と大分を結ぶ豊肥本線肥後大津で電車からディーゼル汽車に乗り換え。熊本から肥後大津の間は本数も多く、都市近郊路線という感じですが、肥後大津から先はローカル線の風情です。

肥後大津9:01 宮地9:54 宮地ゆき

宮地10:24 阿蘇10:30 肥後大津ゆき

1両のディーゼル汽車は阿蘇を目指してゆっくりと坂を登っていきます。途中立野と赤水の間は、阿蘇の外輪山へ向かってジグザグに登るスイッチバック区間があり、ここで一気に標高を上げます。ここでは今にも止まりそうなスピードで登っていく列車に声援を…!

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かなり大きな土砂崩れの跡が

スイッチバックの後、車窓左側には大きな土砂崩れの跡が。2016年の熊本地震で土砂崩れが起き、線路が埋もれてしまった豊肥本線は、2020年8月、4年ぶりに全線復旧を迎えることが出来ました。

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車窓からの阿蘇山

スイッチバックで外輪山を越えると、車窓からは阿蘇山が望めます。山頂付近は雲に覆われていますが、天気はどうでしょうか。

バスの時間の都合で、一旦阿蘇を通り過ぎて宮地まで行った後、阿蘇駅へ。

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阿蘇駅到着

阿蘇駅に到着。左が宮地から乗ってきた普通列車です。右は熊本からの観光特急あそぼーい、こちらに乗りたかったのですが、全席指定の列車で数日前でも指定券が売り切れていたため乗れず…

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阿蘇駅

阿蘇駅からは九州産交バス阿蘇山へ。この当時は、バスと火山博物館の入場券がセットになった、GoToトラベル適用となるプランがありました。

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阿蘇火山博物館から

バスで阿蘇の急斜面を登り切り、まずはバス降りてすぐの火山博物館へ。ここでは火山の成り立ちと、調査の歴史が学べます。展望台からは煙を上げる中岳の噴火口を見ることも出来ますが、思ったよりモクモクとしていて驚きました。

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杵島岳(1326m)

博物館のあとは、せっかくなので草千里の周囲にある山に登ってみようと思います。まずは火山博物館背後の杵島岳へ。標高は1326mとまずまず高いですが、草千里の標高が1150mなので、丘を登る感覚で行くことが出来ます。

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火山らしくかなりの急勾配

丘を登る感覚といったものの、もとは火山なので登りはかなり急です。外輪山と斜めになったススキの角度を比べると、杵島岳の急峻さが分かると思います。

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天まで続いてそうな階段を登って

階段の急さは真っ直ぐ立っていると、荷物の重みで後ろへ転げ落ちそうになるくらいでした。恐る恐る上を見ると、背景の雲と相まって何やら天まで続きそうな雰囲気がしました。

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杵島岳山頂からの眺め

階段を登り切ると、突然平地と巨大なすり鉢状の噴火口が現れました。ここが杵島岳の山頂です。すり鉢を一周することも出来ますが、天気に不安があったのでとりあえず昼食としました。

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天草地鶏の駅弁

中岳噴火口を正面に見ながら、朝熊本駅で買ってきた駅弁をいただきます。

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食べ終わった頃に雨が…

食べ終わったところで雨が…

急いで草千里まで戻ります。

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烏帽子岳(1337m)

草千里に戻ると雨は止んでいました。せっかくなので、烏帽子岳にも登ってみます。

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烏帽子岳山頂付近

登り始めは良かったのですが、途中からまた雨が…

引き返す訳にもいかないので、一目散に山頂へ。山頂付近からは、数百メートル下まで転げ落ちそうな風景が望めました。

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烏帽子岳山頂

山頂では写真だけ撮って、すぐ下山路へ。

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火口から虹が…!

下山してしばらくすると雨も止んできて、すると噴火口方面に虹が架かりました!思わぬサプライズに、雨中の行軍が報われました。

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下山すると晴れました

再び草千里に戻ってくると、雨は完全に止んで、烏帽子岳は太陽に照らされていました。

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米塚

阿蘇駅へと戻るバスの道中、米塚が見えました。お椀をひっくり返したような丘で、火山らしい不思議な風景です。

阿蘇からは大分方面へ向かう特急「九州横断特急」にて別府へ。

阿蘇16:13 別府18:14 特急 九州横断特急3号 別府ゆき

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九州横断特急

別府に着く頃にはすっかり夜に。

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海門寺温泉

駅から近い温泉で足の疲れを癒します。市営浴場で、格安の値段で温泉に入ることが出来ます。

別府19:19 小倉20:37 特急 ソニック54号 博多ゆき

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ソニックの車内

別府からは日豊本線の特急「ソニック」で小倉へ。

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小倉到着

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ひかりで帰ります

小倉からは新幹線で帰ります。日本旅行の企画きっぷ「バリ得こだま・ひかり」を使うと7000円弱で小倉ー新神戸を移動できます。特にひかりに乗ると、のぞみと所要時間もほとんど変わらないので更にお得です。

小倉21:08 新神戸23:19 ひかり594号 新大阪ゆき

(3日目おわり)

 

【2020.10.31】秋の九州土日旅 2日目

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朝日を浴びるファンネルマーク

阪九フェリーで迎える朝、よく眠れました。目覚ましにデッキに出て見ると、とてもいい天気です。昼ごはん用に、前夜予約していたパンを受け取ります。

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名門大洋フェリーも大阪南港から到着

何度か利用したことがある、名門大洋フェリー阪九フェリーと同じ時間の新門司到着です。

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ファンネルマークと同じデザインの建物

フェリー下船後は、無料の送迎バスで門司駅小倉駅へ向かえます。今回は門司駅へ。門司駅には20分〜25分くらいで到着します。

門司9:09 小倉9:14 新田原ゆき

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ソニック・出入り口のデッキ

小倉から特急ソニックに乗車。洗練された外観、木を中心とした車内ともにデザインが秀逸で、乗っていて楽しい電車です。革張りの椅子も快適。

小倉9:19 博多10:02 特急 ソニック10号 博多ゆき

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終点博多に到着

異国情緒あふれる見た目のソニック

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博多駅3番ホームのかしわうどん

朝ごはんに、ホームの立ち食いスタンドでかしわうどんを食べます。九州といえば、甘いかしわとゆるいうどんです。個人的にはコシがある讃岐より、お腹に優しそうなこっちの方が好みです。

博多駅には他にもとんこつラーメンのスタンドもあります。こちらもどうぞ。

いったん改札を出て地下鉄に乗り換え、一路西を目指します。

博多10:27 西唐津11:43 快速 西唐津ゆき

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車窓からは玄界灘

地下鉄は途中から地上に出てJR線に乗り入れ、佐賀県唐津市を目指します。

車窓から見える、玄界灘の青が眩しいです。博多を出てから1時間と経っていませんが、いきなりの絶景にテンションが上がります。

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みんなの九州きっぷの中吊り広告

今回の旅で利用した、みんなの九州きっぷの広告がありました。北部九州版なら、2日5000円で特急/新幹線乗り放題、6回まで指定席が利用可能と、このきっぷがあったから来たと言っても良いくらいのお得感です。

もともと9月いっぱいで販売終了の予定でしたが、好評なこともあってか、年末まで延長され、現在は2021年3月末まで販売されることが決まっています。せっかくの機会なので、皆さんぜひ九州へ。

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西唐津駅前からは昭和バスに

終点の西唐津からはバスに乗り換え、最初の目的地名護屋城を目指します。唐津から名護屋城方面へのバスは、1時間1本程度の運行です。

昭和バスは佐賀県のご当地バス会社ですが、社名の由来が気になります。

西唐津駅前11:55 名護屋城博物館入口12:36 昭和バス

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佐賀県名護屋城博物館

バスは何度か丘を登って下り、海を見たり原子力発電所(玄海原発)を見たりして目的の名護屋城に到着しました。結構ダイナミックな地形です。

バス停から歩いて5分ほど、名護屋城跡内にある、佐賀県名護屋城博物館へ。

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亀甲船と安宅船

館内は名護屋城周辺地域と、朝鮮半島地域との文化の交流についての展示が中心でした。名護屋城博物館という名前ですが、名護屋城豊臣秀吉朝鮮出兵のために築かれた城のため、必然的にこのような内容になります。

亀甲船と安宅船のレプリカの展示がありました。亀甲船は朝鮮、安宅船は日本で使われていた戦国時代当時の軍艦です。亀甲船は去年の秋の韓国旅で、ソウルの戦争記念博物館へ行った時に1/1スケールの模型を見ていたので、一目で思い出しました。異なる場所が歴史の糸で繋がったりする所が、旅をしていて面白い所だと感じます。

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名護屋城復元模型

名護屋城の復元模型を見ると、その規模に圧倒されます。築城当時は、日本最大級の城郭だったそうで、それだけ朝鮮出兵は一大事業だったことが分かります。

展示は他にも、朝鮮を通して伝わった首飾りなど興味深いものが沢山ありました。

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名護屋城本丸跡

本丸跡は、博物館の模型で見たようにかなり広大でした。本丸の海に面する隅に天守台があり、そこからは絶景が。

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年数日は対馬まで見えるそう

天守台から朝鮮半島方面を望む。天気が良い日は対馬まで見えるそうです。この日は多分見えませんでした、というのも正直地図を見ても、どれがどの島かいまいち分からなかったです。

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阪九フェリー名物のパイシュー

いい景色の本丸でお昼ごはんにしました。阪九フェリーで買った焼き立てパンと、名物のパイシューをいただきました。パイシューは生地がサクサクで本当に美味しい。オススメされる理由が分かります。リピート必須。

西唐津駅に戻ります。バスを乗り継いだ、呼子という所は漁港で、少し歩き回るといい雰囲気でした。

名護屋城博物館入口14:38 呼子14:47 昭和バス

呼子14:55 西唐津駅前15:20 昭和バス

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JR九州カラーの電車

西唐津駅に戻ってきました。国鉄時代に設計・製造された、昔ながらの通勤電車で唐津へ。

西唐津15:29 唐津15:32 筑前前原ゆき

唐津駅から唐津城まで、歩きながら探索開始。知らない町を歩く時は、Googleマップで現在地付近を表示させ「観光」で検索して出た場所を回っています。世界のGoogleの手にかかれば、知らなければ見逃してしまうようなマイナースポットも拾えます。

そしてまず見つけた旧佐賀銀行唐津支店へ。

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佐賀銀行唐津支店

重厚なレンガ造りの建物。街並みの中で明らかに風格が違います。旧佐賀銀行唐津支店は、あの東京駅を設計した、辰野金吾の監修で建てられました。

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佐賀銀行唐津支店

内装もまた素晴らしい。高い天井や格子の窓口が並ぶ様子を見て、旧日本銀行広島支店に行ったことを思い出しました。当時、銀行といえばこのようなスタイルだったのでしょう。

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レトロな窓口が並ぶ

昔はここでお金を計算して、預けたり下ろしたりしていたのでしょう。風情はありますが、スマホのネットバンクやコンビニのATMで済むようになった今では、なかなか考えられません。

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唐津焼辰野金吾博士

入口で来場者を出迎える、圧倒的存在感の辰野金吾博士。唐津特産の焼き物で出来ていますが、立体感がすごい。本物そっくり?です。

次は唐津城へ。

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唐津のメロンソーダ

唐津城は続日本100名城の一つで、豊臣秀吉の家臣寺沢広高が築城しました。築城時には、秀吉亡き後廃城化していた名護屋城の資材を用いたそうです。

模擬天守がありますが、閉館まで時間が無かったため、今回は諦めました。

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景勝地・虹の松原を望む

本丸の東側からは、虹の松原が望めます。

城から下りて、松浦川に架かる橋へ…

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唐津城遠景

手前の松浦川と海に囲まれた唐津城。まるで島のようです。天守が夕陽に照らされて綺麗でした。

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松浦川の船着場跡

のんびり駅に戻ります。途中、松浦川沿いに昔の船着場跡がありました。その他にも島へ渡る渡船場もあって、なかなか面白い所です。

唐津17:44 佐賀18:52 佐賀ゆき

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唐津線の汽車

唐津線の列車は昔ながらのディーゼル汽車でした。沿線の景色は暗くてよく分からず。

佐賀18:56 新鳥栖19:08 特急 みどり26号 博多ゆき

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九州新幹線新鳥栖駅

新鳥栖長崎本線九州新幹線の乗り換え駅です。晩ごはんを求めて久留米へ。

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さくら号

新鳥栖から久留米まで、わずか4分間の新幹線旅。東海道新幹線・東京〜品川間より早い!フリーきっぷだからこそ出来る新幹線の乗り方でした。

新鳥栖19:17 久留米19:21 さくら565号 鹿児島中央ゆき

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久留米駅、陣太鼓のような時計台

久留米駅到着。初めて降りました。とにかくお腹が空いたので、目当てのお店へ急ぎます。

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とんこつラーメン発祥記念碑

久留米はとんこつラーメン発祥の地でした。博多が発祥だと思っていましたが、違うんですね。なんでも豚骨スープは偶然出来たそうです。

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清陽軒・文化街店

久留米駅から歩いて20分弱、久留米出身の友人に教えてもらったお店に来ました。繁華街にあるラーメン屋さんです。横にはいい感じの路地もあって何とも良い雰囲気。

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本場のとんこつラーメン…!!

特にコメント無くとも、写真だけで美味しさが伝わると思います。

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道端の屋台

繁華街を歩き回ってみると、歩道にはラーメンの屋台。屋台文化に馴染みがないので、こういう屋台には憧れます。

久留米20:33 熊本21:05 つばめ343号 熊本ゆき

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つばめ号・800系

800系のデザインは新幹線の中では一番好きかもしれません。随所につばめの意匠があるのがポイントです。

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熊本といえば

コンコースには言わずと知れた彼がいました。

なぜか頭だけですが、駅営業中は写真のように地中に埋まっていて、夜中になると動き出す…動き出しそうです。夜見るとちょっと怖いような…

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ルートイン熊本駅

今日の宿は駅前のルートインにしました。ルートインは初めて泊まります。ビジネスホテルの中でもランクがちょっと高いイメージで、普段なら選択肢にないホテルですが、GoToのお陰で予算内で泊まれました。

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GoToトラベル・地域共通クーポン

チェックイン時に、宿泊日とその翌日に使えるクーポンがもらえます。クーポンは1000円単位のため、GoToの適用で実質半額近くの割引になることもあります。

ホテルには小さな温泉もあって、疲れを取って休みました。

 

(2日目おわり)

(3日目へつづく)