今年(2024年)4月、4年ぶりに海外の土を踏んだのが香港。目的地は台湾の玉山登山でしたが、その前に乗継で寄ってみた香港の街に不思議な魅力を感じ、今回再訪することとなりました。
3日目は、シャティン競馬場(沙田馬場)にて開催される香港国際競走の観戦を中心に、香港の街ならではの風景も楽しみます。
尖沙咀のゲストハウスで9時に起床、寝る前は賑やかだった窓の外も、朝は静かでよく眠れた。

宿近くでお粥を食べようと、Googleマップで見つけた「盛意小館点心粥面」へ。メニューにオーダーを書きこむタイプのお店なのがありがたい。
4月の香港初訪問時、驚いたのが香港のお粥の美味しさだったので、また食べてみたいと思っていたのです。

早速来たピータン粥からいただく、やっぱり香港のお粥はうまい。スープ状になるまで煮込まれたお粥は、出汁が効いていて絶品。具はピータンの他に鶏肉、ネギも入っている。
腸粉は米で作ったクレープ生地を巻いた料理で、薄味なので甘いソースがかけてある。こちらもうまいが量が多く、満腹に。今日も朝昼兼用になりそう。
支払いは現金のみで$79。
そのまま尖沙咀駅へ向かい、客務中心でTourist Day Passを買う。24時間有効のMTR、LRT乗車券で、$75。クレジットカードも使用可能でした。

昨夜に引き続き、 香港トラムの風景を求めて香港島の北角(North Point)へ。

昨日トラムで下をくぐった、新光戯院のネオン看板。この大きさなら昼間でも存在感がある。

北角にはトラムの支線があり、歩行者天国と化した市場をチン、チンと警笛を鳴りしつつゆっくり走る。歩く人の密度と奥のマンションの密集具合といい、香港ならではの風景。ここも昨日会ったMTR職員の青年に教えてもらった。
香港基本法に関するラッピングのトラムも。行先表示が昔ながらの方向幕なのがいい。奥の建物からは控えめに質屋を表す「押」のネオン看板が生えている。
トラムの線路沿いの店を歩く。華やかな果物屋さんでは、よく見ると日本と書かれた値札がある。調べてみると香港では日本産の果物が大人気で、日本からのイチゴの輸出先はほとんどがここ香港だという。
八百屋さんの隣に魚屋さん。
表通りに戻って、気になる存在の漢方茶スタンド。一回は飲んでみたい。
昼も過ぎたので、MTRを乗り継いで今日の目的地、九龍半島北部のシャティン競馬場へ向かう。



これ以上ない明快な駅名。
馬場駅ホームの隣の線路には、かつて広州ー香港間の広九直通列車で使われていた日本製の二階建て客車がひっそりと止まっていた。
馬場駅は改札口が競馬場の入場ゲートに直結していて、ゲートでパスポートを見せると無料で入れてもらえた上に、国際競走の記念キャップももらえてもう最高。
4月のクイーンエリザベス2世カップ以来のシャティン競馬場!広大な芝コースと背後の高層マンション群の眺めは変わりません。写真中央の黄色い輪っかは、香港を代表する名馬である、精英大師・サイレントウィットネスの銅像です。
ターフビジョンの上には香港と中国の旗に加えて、国際競走に出走する各国の国旗も掲げられていました。オーストラリア、フランス、アイルランド、イギリス、そして日本。
香港国際競走デーは香港ヴァーズ・香港スプリント・香港マイル・香港カップの4つの国際G1競走が1日に行われる、まさに香港競馬のお祭りのような日です。

4レース、国際競走一つ目の香港ヴァーズのパドック。パドックの周辺はものすごい人の量で、頭上に掲げて何とか撮れました。屋根の雰囲気が少し阪神競馬場に似ています。
香港ヴァーズの馬券を購入。4月も買ったイギリスの④ドバイオナーと日本の⑬ステレンボッシュの位置・複勝を購入。結果は2着3着となり、共に的中!
香港競馬では、現金をバウチャー(現金券)に替えてもらい、それを使って機械で馬券を購入できます。日本と同じようなマークカードで買う機械もありますが、タッチパネルで操作して買える機械を使いました。
ちなみに賭け式は日本と同じ単勝・複勝から3連複・3連単のほか、驚きの4連複・4連単や複数レースの結果を当てる重勝式もあります。とはいえ、観光客は単勝、複勝程度で楽しむのがおすすめ。
スタンド内に外貨両替所がある恐ろしくもホスピタリティ溢れるサービスも……笑。
5レース、香港スプリントの表彰式。壮大にオーケストラの生演奏があり、必聴です。優勝したのは香港の嘉慶高昇・カーインライジングで、単勝1.1倍に推されての圧勝でした。日本馬の最高着順はサトノレーヴの3着。
小腹が空いたところで、スタンド内のフードショップへ。香港ジョッキークラブのロゴマークが入った紙ナプキンが良い。
7レース、香港マイルに出走した日本のジャンタルマンタルと川田将雅騎手。香港現地ではそこまで人気になっておらず、複勝で狙ってみましたが13着。また、日本のソウルラッシュが惜しくも2着に入りました。

8レース、香港カップの出走前の輪乗りの様子。背後にそびえる城壁のようなマンション群が壮観。
4つの国際競走のラストレースとあって、スタンドの熱気も最高潮に。日本と同じく万国共通の光景。

レース結果は日本のリバティアイランドとタスティエーラが2着と3着に入線。
そして香港カップを優勝したのは、地元香港の浪漫勇士・ロマンチックウォリアー。これでG1競走6連勝という圧倒的な強さ。現地オッズも単勝1.1倍、複勝1.01倍と断然人気に推されました。そして私も獨贏・単勝に手持ちの香港ドルを全部突っ込み、晩ご飯代くらいになりました。
表彰式にもたくさんの人が集まり、香港での浪漫勇士の人気が伺えます。
日本馬の勝利は叶わなかったものの、大満足の香港国際競走観戦でした。

香港トラムの模型を探して、油麻地駅近くの模型屋さんへ。外から見えるように模型が走り回っていて良い感じでしたが、ヨーロッパの模型が多く、香港のものは無さそうでした。





















