2019年10月12日(土)
チェジュ航空の激安航空券(往復7970円!)で三連休に韓国へ行って来ました!
2日目の旅の記録です。
前日夜に清州国際空港に到着し、一夜を明かしました。
清州国際空港の外観、国際空港ですがターミナルはこの建物だけで、コンパクトな空港です。
空港内の両替コーナーで、3000円を31800ウォンに両替、手数料は200円くらいのようでした。
空港から歩いて10分くらいの、清州空港駅へ移動。
清州空港駅は国際空港の最寄り駅ですが、この通り無人駅です!駅の周りは畑と民家ばかりで、とてものどかな雰囲気。また日本の鉄道駅と比べてプラットホームは低く、レールの間隔が広いことが分かります。
駅に貼ってあった時刻表通りに列車が来ました。列車の本数は、だいたい1時間から2時間に1本で、昼間は3時間近く列車が来ない時間帯もあります。実際のところ、空港のアクセスにはほとんど役に立っていないと思われます。
始発列車に乗り、ソウルと釜山を結ぶ京釜線の鳥致院駅まで来ました。
鳥致院駅の駅舎です。次の列車まで時間があったので、駅の周りを歩いて見ましたが、そこそこの規模の町のようです。
時刻表ではソウル方面へ、すぐ乗り継げるはずですが、ストライキで一部の列車は運休していたことを、帰国後に知りました…
駅にウォーターサーバーがあるのがありがたいです。
ソウル行きのムグンファ号は満員で、席を指定しない立席で乗車しました。ドアのデッキの段差に腰掛けて外の景色を眺めます。
私と同年代くらいと思われる、軍服姿の青年の姿が多く見られました。
2時間半かけてソウル駅に到着!アメリカ製のディーゼル機関車が先頭です。
ソウルと書かれた大きな駅名標を見て、ここまで来たぞ!という気持ちになりました。
ソウル駅は、ホーム全体が大きな屋根に覆われた構造です。2階の通路からホームを望むと、大阪駅にも似た雰囲気です。
駅ナカのレストランで早めのお昼ご飯にしました。注文の方法など不安なので、入店する人たちを観察してお店に入ります。
ビビンバ!と店員さんに伝えて出てきたビビンバ。10000ウォンなので950円くらいです。
汗が出るほど辛いですが美味しいです。
付け合わせの漬物も良かったです。白菜と大根のキムチと、奈良漬のような甘めの漬物でした。
旧ソウル駅舎の周辺では、賑やかに何かの集会が行われていました。
ソウル駅から地下鉄で2駅、三角地へ移動。ソウルの地下鉄は壁がタイルやレンガで、とてもレトロな雰囲気です。
駅から歩いて5分くらいの、戦争記念館へ向かいます。
戦争記念館の周囲には、銅像や戦闘機の屋外展示があります。
これは朝鮮戦争時、南北で生き別れてしまった兄弟の姿から、南北統一の希望を表している兄弟の像です。
兄弟の像の日本語説明です。
戦争記念館の建物、入口を囲むように立っている旗は、朝鮮戦争時に国連軍に参加した国の国旗です。
砲撃によって側面がボコボコになった戦艦の展示もあります。
戦闘機は10機ほど展示されていました。他に戦車や高射砲などもあります。
戦争記念館の中に入りました。入館料は無料で、入口の脇にコインロッカーがあります。
入口から真っ直ぐ進むと、広い吹き抜けになっていて、高い天井には太極旗などをモチーフにした絵が描かれています。また虎が描かれた太鼓もあり、説明では韓国各地から集めた土で作られたということです。
さらに奥へ行くと、戦争によって命を落とした方々を追悼するモニュメントがあり、その先に韓国の歴史を紹介する展示室があります。
旧石器時代から百済・高句麗、高麗と時代ごとに展示室があり、3階には朝鮮戦争や国連軍がメインの展示室があります。
縮小されて復元された亀甲船です。このように視覚的な展示も多く、また主要なところには日本語での説明もあるため、日本人でも十分展示を理解することができます。
戦争記念館のあとは、馬を見に行きました。
三角地から地下鉄4号線で、競馬公園駅へやって来ました。
地下鉄の地上出入り口に、競馬新聞を売っているおばさんが何人かいて、ハングルは全く読めませんがせっかくなので適当に1冊買いました。
人の流れに乗って、アーケードをくぐり、長い通路を抜けると競馬場の入り口に到着しました。
通路の脇には野菜や果物の販売所が並んでいて、帰るときには熱心に呼び込みをしていました。
入場門で、現地のおじさんに声をかけられ、入場券をもらいました。突然のことで驚きましたが、笑顔を見せるおじさんに、カムサハムニダとお礼の気持ちを伝えることができて良かったです。
入ってすぐのところにパドックがあって、次のレースで走る馬が周回していました。
レース中のスタンド前の様子。客層は幅広く、若者から中高年のおじさん達の他、家族で来ている人もそこそこ見られました。
新聞の★マークでイチ押しされている、4番の馬券を買ってみました!
買い方は、有人窓口でバウチャーを現金で買い、そのバウチャーを使って機械で馬券を購入するシステムです。
馬券は100ウォン単位で発売されているので、日本円にすると10円から賭けられることになります。
レースの様子です。コース内にはかなり大きなビジョンがあります。
買った馬券も無事的中!して、地下鉄のきっぷ代くらい得してしまいました。