2019年11月7日(木)
スカイマークのいま得最安運賃(片道4600円)で、秋の鹿児島へ行って来ました!
最終日、3日目の旅の記録です。
2泊した圭屋ユースを出発し、指宿から喜入へ向かいます。
喜入駅に到着。改札口の横に、小物の展示コーナーがありました。
駅から少し歩いた所のバス停から、知覧へ向かいます。
特攻観音下でバスを降り、ミュージアム知覧へ。郷土資料館で、中でもかくれ念仏に関する展示は興味深いものでした。
また、続日本100名城の知覧城のスタンプもここにあります。
知覧特攻平和会館に展示されている、海底から引き揚げられた戦闘機。
平和会館には特攻隊員の方の遺影や遺書の展示があります。
平和公園のグランドからほど近いところに、戦時中に戦闘機の潤滑油などを保管していた、油脂庫が残っています。
周りは住宅が並んでいますが、当時は飛行場の敷地内だったことが分かります。
平和公園付近から歩いて20分位のところに、続日本100名城の一つ、知覧城があります。
建物は残っておらず、鬱蒼とした林に見えますが印象的な地形が残されています。
知覧城は、火山灰で出来たシラス台地を切り込んで造られたため、深い堀が特徴的です。これは緩やかな斜面にすると、雨で土壌が流れ出すゆえの構造です。
数百年経った今でも、崩れることなく堀が残っているところに、当時の土木技術の高さを感じます。
知覧城から城下町だった武家屋敷通りへ。
武家屋敷近くのバス停からバスに乗り、喜入駅に戻ってきました。
鹿児島中央へ向かう途中、慈眼寺付近で、列車の中から桜島が見えました。
1日目に食べた薩摩黒豚の味が忘れられず、鹿児島中央駅の中にある「かつ寿」にて遅いお昼ごはんにしました。
今回の旅ではソースを付けなくても、塩だけで食べられる黒豚の美味しさに感激しました。
帰宅後、知り合いの鹿児島出身の方に聞いても、鹿児島のお肉は別格の美味しさということで、この味を体験しに鹿児島まで行く価値は充分にあります。
市電で1日目に行けなかった博物館「黎明館」へ。中央駅から歩けないこともありませんが、地域の足の市電に乗るのも楽しいです。
黎明館は県立の歴史博物館で、鹿児島城内にあります。鹿児島県の歴史と文化の展示が主です。展示は充実していて、じっくり見て回ると数時間はかかりそうです。
JR鹿児島駅のスタンプ、燃える想い桜島のコピーと絵柄がなんともいい。
鹿児島駅から鹿児島空港最寄りの、中福良駅に到着。無人駅で他に降りる人はいませんでした。
駅前の小道から真っ暗なので、スマホのライトで道を照らして歩き出します。
駅近くの小学校の横から、電灯のない林道に入ります。飛行機の時間までは余裕でしたが、あまりの暗さに小走りで登っていきます。
林道を登りきると、真っ暗ですが茶畑に出て、空港も正面に見えます。中福良駅から鹿児島空港まで、だいたい40分ほどでした。道はほぼ一本道なので、迷うこともないと思います。
20:25発のスカイマーク138便で神戸へ帰りました。
(鹿児島編おわり)