2023.1.7 琉球城めぐりと大東島の旅 【5日目】

今年の正月旅は、一人旅では初となる沖縄へ。

6泊7日の行程で、以前から行きたかった日本100名城のお城めぐりと、到達難易度の高い離島、北大東島南大東島へ向かいました。

5日目は南大東島からのフェリーだいとうで那覇へ戻り、ここからは沖縄本島にある、世界遺産のお城を巡ります。

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海上で迎える朝。北大東島を18時すぎに出港したフェリーだいとうは、8時少し前に那覇泊港へ入港しました。航海中は大きな揺れもなく、よく眠れました。
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一晩を過ごしたフェリーだいとうに別れ。3日ぶりに沖縄本島へ戻ってきました。飛行機なら1時間程度のところ、船だと14時間かかりましたが、海が綺麗で宿代わりにもなり良い選択でした。
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泊港のフェリーターミナルからは、北大東・南大東島以外の島にも定期船が就航しています。だいとうの出港入港時刻は空欄ですが、他の島は毎日運航があります。だいとうには私ともう一人、島めぐりの旅をしている方が乗船していましたが、乗り継いで渡嘉敷島に行くと話されていました。
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沖縄県営鉄道那覇駅跡。再開発工事の際に、転車台跡が発見されたということです。

戦争による破壊を受け、沖縄県営鉄道の廃止後、ゆいレールが開業するまで沖縄県は鉄道がない県でした。

ゆいレール旭橋駅の下にあります。
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那覇駅跡の横に、本島各地に向かう路線バスが発着する、那覇バスターミナルがあります。

沖縄路線バス周遊パスを購入し、ここからは路線バスの旅です。

沖縄本島の路線バスの3日乗車券とゆいレール1日券で、5500円のところキャンペーンで4000円でした。

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港で買ったジューシー弁当で朝ごはんにしました。沖縄風炊き込みご飯のジューシー、すっかり気に入りました。
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那覇バスターミナルから路線バス28番に乗って、琉球城めぐりのまず1つ目、座喜味城跡へ。

バスに1時間半揺られて読谷村に着きました。

那覇バスターミナル10:00 高志保入口11:35 28 読谷バスターミナルゆき


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高志保入口から歩いて座喜味城跡へ向かう途中、美味しそうな雰囲気のソーキそば屋を発見。住宅地にあるお店ですが、人気のお店のようです。
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じゃこ天の乗った宮古そば、500円。活気あるおばちゃんが切り盛りするお店でした。
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座喜味城跡にある、歴史民族博物館のユンタンザミュージアムに来ました。
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沖縄を歩いているとよく見かける、石敢當。道の突き当たりに置いておく魔除けです。

館内は座喜味城跡の展示のほか、読谷村の歴史が解説されています。
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座喜味城跡は、琉球王国中部地方監視のため、1420年代に築城の名手・護佐丸によって築かれました。そして城一番の見どころが、二の郭の石門。沖縄に残る最古の石造りの門です。
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石門をくぐると左へ通路が続いているように見えますが、この通り行き止まりになっています。侵入してきた敵を追い詰めるための工夫が見られます。
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本丸の石垣に登ることができ、読谷の街や海を眺められます。石垣の厚さにも、築城技術の高さを感じます。
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石垣の上には国土地理院の三角点がありました。

翌日に今帰仁城跡へ行くため、この日は北部の本部町に宿を取りました。
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座喜味城跡からわりと歩いて、国道沿いのバス停に来ました。1月とはいえ体を動かすと暑いです。

ここから那覇と名護を結ぶ120番のバスで、海沿いに北上します。
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車窓から海を眺めるだけで、清々しい気持ちになれます。自転車でサイクリングを楽しむ人も多く見られて、来年は自転車旅もありかもと思いました。

親志入口14:45 恩納村役場15:10 120 名護バスターミナルゆき

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恩納村でバスを途中下車し、景勝地の万座毛へ。

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マンホールでサンゴの村宣言の恩納村
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万座毛には道の駅のような施設があって、施設から先の万座毛へは入場料100円で入れます。

リニューアル前は駐車場の周りに昔ながらの土産物屋が並んでいたらしく、そっちの方が気になります。
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これが万座毛の絶景、断崖絶壁に波が打ち寄せます。

見学出来る範囲は広くなく、訪れる人も多いため、海を眺めてのんびり…という雰囲気ではありませんでした。
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しかし青い海と白波のコントラストは一見の価値はあります。

見学後は再び120番のバスで名護へ。

恩納村役場16:10 名護バスターミナル16:50 120 名護バスターミナルゆき

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沖縄のバスは、交通渋滞もあって時刻表の時間から遅れることが常なので、「のりものNAVI」でバスの位置を確認すると便利です。

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バスの営業所がレトロな雰囲気で、旅情溢れていました。65番本部線で宿のある本部町へ。

名護バスターミナル17:00 渡久地17:45 65 名護バスターミナルゆき


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桜前線発達の地、沖縄本島北部の本部町へ到着しました。
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渡久地バス停から近い、ゲストハウス「なんで家ねん」に宿泊。楽天トラベルからの予約で1泊1800円でした。民家を改装したゲストハウスで、2段ベッド。洗濯機も借りられます。
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ふと肉が食べたくなり、宿から国道まで歩いて沖縄名物と言えなくもないステーキショップへ。
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ステーキにご飯はセルフサービスで盛り放題の素晴らしいお店でした。
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食後、スーパーで見たことのないアイスが売られていたので購入。Okimei、沖縄明治乳業のアイスでした。
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渡久地港では巨大なクリスマスツリーが海に浮かんでいました。国道は渡久地港の入口を通っているため、渡久地の夜は交通量も少なくとても静かでした。

 

(5日目おわり)

(6日目へつづく)